4月初旬は筑波山は激込みのため人混みを避けて静かな山歩きをしたいと思い、2年ぶりに雪入山に行ってみようと思い立ち、午後からですが行ってきました。
前回は中央青年の家、いやしの里方面から眺望コースを登って剣ヶ峰に至るコースでしたが、今回は剣ヶ峰コースを選択してみました。ハイキングコースだから余裕だろうと思っていましたが、いやいや結構な傾斜でアキレス腱がグイグイと伸びました。伸びすぎてダルンダルン、いや、調子良くなって、剣ヶ峰からあきば山までの稜線歩きはルンルンでした。
前回の山行記録はコチラになりますので、ご興味がありましたらご覧ください。
雪入山 静かな山歩きを楽しめる里山
今回もRICOH GR3を山カメラとして持参してパシパシ撮ってきましたので、山行レポート致します。
概要
山行日付 | 2023年4月9日 日曜日 快晴 |
コース | 登り:雪入ふれあいの里公園 ⇒ 剣ヶ峰コース ⇒ 剣ヶ峰 ⇒ 雪入山 下り:雪入山 ⇒ あきば峠 ⇒ 浅間山 ⇒ 三ツ石森林公園 ⇒ 雪入ふれあいの里公園 |
時間 | スタート:午後12時40分 ゴール :午後15時15分 |
駐車場 | 雪入ふれあいの里公園 駐車場は午前8時ゲートオープン。 ※17時にゲートが閉まるので注意が必要 |
その他 | 雪入ふれあいの里公園ホームページ ※ハイキングコースの紹介など記載あり トイレは、雪入ふれあいの里公園と三ツ石森林公園にあり |
山行記録
雪入ふれあいの里公園を起点として、剣ヶ峰~雪入山~あきば山~浅間山~三ツ石森林公園とグルっと右回りのハイキングコースを行ってきました。
写真↑は雪入ふれあいの里公園の駐車場の奥側から撮った一枚です。写真の右奥が駐車場の入り口で、撮影している辺りにハイキングコースの入り口があります。
写真奥に見えるピークが浅間山(せんげんやま)です。
写真左側に見える茶色い建物がネイチャーセンターです。トイレはネイチャーセンターとは別にあり、写真を撮影している場所からアスファルトを少し登った場所にあります。
ハイキングコースの入り口には、アスファルトの左側に写真↑の様な案内板があります。
少し進むと樹林帯に入って行きますが、基本的にフラットなコースが続きます。
コースの分岐には写真↑の様な道標があるため、まず迷うことは無いと思います。
剣ヶ峰コースは、中央青年の家方面に進んで行きます。
コースに沿って進んで行くと、写真↑の拾光寺観音の石像が山の中に突如現れます。
何故こんな山の中にあるのか分かりませんが、結構大きい石像です。
樹林帯の中のコースは、写真↑の様な感じです。
この日は、何名かのトレランの人達とすれ違いました。
そんな感じで進んで行くと、写真↑の様な剣ヶ峰コース分岐の標識が現れます。
直進すると中央青年の家方面になり、剣ヶ峰コースに行くので標識に沿って右に進みます。
間もなく写真↑の剣ヶ峰コースと金鉱山の分岐に至ります。
剣ヶ峰コースは「急坂で難易度が高い」と念を押すかのように書かれていました。
この時の私は「ハイキングコースだから急坂といってもそれなりだろう」と余裕をかましていましたが、この標識の文言が間違いないことを後で実感するのでした。。。
写真↑が剣ヶ峰コースの初めの頃になります。傾斜が急なのですが、写真だと角度が伝わりにくいのが残念です。分かり易く説明すると「アキレス腱がグイグイ伸びるくらいの傾斜」です。
筑波山の薬王院コースの階段に至る手前よりも傾斜があります。難台山の急なところと同じくらいか、もしかするとこちらの剣ヶ峰コースの方が急かもしれません。
登っている途中で上体を起こすと、一人バックドロップをしそうなくらいの傾斜がありますので、途中で足を止めるのはバランスを崩すリスクもあり危険だと思います。
下りでは降りたくない傾斜でもあります。ズルっとすべると、滑り台の様に滑り落ちていきそうな感じです。
急坂を登りきると、写真↑の様な巨石がある場所に至ります。比較的平らなので息を整えるのに小休止することができます。
この巨石を右から巻く様なコースになっていますので、そこを進んで行きます。
巨石の先は、写真↑の様なコースになります。
巨石までの傾斜よりはなだらかですが、それでもそれなりの傾斜があります。
トレーニングだと思い、足を止めることなく登って行きます。
剣ヶ峰コースの分岐から急坂を30分程度登ってくると、写真↑の様に眺望コースに至ります。
眺望コースは、いやしの里から剣ヶ峰まで続いているコースになり、写真の奥方面に続く斜面を登って行きます。ここを登りきったところが剣ヶ峰となります。
眺望コースを登りきると写真↑の剣ヶ峰広場に至ります。
ここには複数の机と椅子が常設されていて、腰を下ろして休憩することができます。
剣ヶ峰広場は見晴らしが良く、写真↑の様な眺望があります。
手前は雪入の集落方面、奥の方はかすみがうら市方面、さらに奥は霞ヶ浦になります。
剣ヶ峰広場から7分程稜線歩きをすると雪入山に至ります。
雪入山山頂には写真↑の様な山頂標があります。
山頂標の軸には謎の彫刻が付いています。仏像を彫ったものなのか何なのか。。。
雪入山から先は写真↑の様なフラットなコースになり、爽快な稜線歩きを楽しめます。
雪入山山頂から8分程で写真↑のパラグライダー離陸場跡に至ります。
ここには机と椅子が数セット常設されていました。
2年前に来た時はもっと開けていて眺望があった記憶がありますが、2年も経つと藪化が進んでいて眺望が少ししかありませんでした。
パラグライダー離陸場跡から7分程歩くとあきば峠に至ります。
舗装路を横切り、写真↑の奥に緩やかに登る道を進んで行きます。
あきば峠から5分程歩いていくと、写真↑の様に筑波山がシンメトリーな双耳峰に見える場所に至ります。ここにも机と椅子が数セット常設されています。
宝篋山から眺める筑波山は綺麗ですが、ここから眺める筑波山も良い感じです。
筑波山が綺麗に見える場所から7分ほど歩くと、写真↑の浅間山の分岐に至ります。
浅間山に登らずとも三ツ石森林公園に行けますが、剣ヶ峰コースの急坂を上っただけで、あとは基本的なフラットな稜線歩きでしたので、もう少し登りたいと思う人は是非浅間山に登りましょう。
ここを登らないと、もう登りはありません。。。
浅間山の山頂までは、写真↑の様に両側に杉が生えている良い感じの傾斜の道になります。
参道って感じがします。
浅間山の入り口から10分程登ると山頂に至ります。
写真↑の様に祠がありますが、奥にアンテナと設備があるため景観は良くないです。
祠の左側に写真↑の浅間山の山頂標が立っていました。
この軸にも雪入山の山頂標にもあった謎の彫刻が付いていました。
浅間山の山頂からは、写真↑の様な眺望があります。
手前の木々が成長しているため、筑波山の山頂付近しか見えません。
ここにも机と椅子が1セット常設されていました。
祠の右手方向に下っていく道がありますので、そこを下って行きます。
浅間山から下っていくと、写真↑の場所に至ります。
標識に従い、三ツ石森林公園方面に下って行きます。
2年前に来た時は傾いていて立入禁止になっていたあずま屋でしたが、新しく建て替えられていました。
あずま屋の前には大きなヤマザクラがありました。
この日は4月9日でしたので、桜の花びらはそれなりに散っていました。
もう少し早い時期にくると良い感じだったかと思います。
三ツ石森林公園には、山の斜面ではありますが子供たちが遊べるような遊具がいくつか常設されています。
その様な場所を下ってくると、写真↑の様な眺望があります。
手前の緑の屋根の建物が「もりの小屋」です。
もりの小屋を正面から見ると写真↑の様な、ログハウス風の良い感じの建物になっています。
トイレは2階にあったと思います。靴を脱いでスリッパに履き替える必要があったかなと。
写真右手の駐車場の奥に、下っていく階段があるので、そこを下って行きます。
階段を下っていくと、写真↑の下の駐車場に至ります。
ここからふれあいの里公園までは約30分の舗装路歩きになりますので、靴底をすり減らさない様に歩いていきましょう。
写真の奥に続いている舗装路を進んで行きます。
まとめ
3月末~4月は、筑波山、宝篋山、小町山は人気があって混雑していますが、ここ雪入山は静かな山歩きを楽しめました。剣ヶ峰コースと浅間山が登りで、あとは基本的にフラットな稜線歩きになり、登山ではなくハイキングコースになります。
でも、剣ヶ峰コースの登りはなかなか急で、良いトレーニングになりました。
雪入山は低山なので、暑い時期の山歩きは熱中症のリスクがあるのでお勧め致しません。
冬、春、秋がオススメです。
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