登山での歯磨きはどうするの?それはね・・・

山小屋泊
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初めて山小屋泊やテント泊に行く人に是非とも基礎知識として覚えていただきたいことがあります。それは、山では歯磨き後のゆすいだ水を「ペッ」してはダメだってことです。

山小屋では、禁止の貼り紙がしてあることと思います。

じゃぁ、どうするかですが、基本的には飲み込むか、紙に吐き出してゴミとして持ち帰るかのどちらかになります。

先人達は、飲み込むのは「慣れだ」とおっしゃるのですが、私には全量飲み込むと、たぶん、マーライオンになりそうな気がして、ちょっと無理。

そこで、紙に吐き出して、残りを水でゆすいで飲み込むのが精いっぱいですが、飲み込んだ後は喉とかスースーして気持ちが良いといえば良いです。

と、経験談をつらつらと書きましたが、歯磨き粉の成分って飲み込んでも大丈夫なのだろうかという不安があります。

そんな不安を払拭してくれる飲み込んでも安全な歯磨き粉が、2年程前から見かける様になりましたので、今回ご紹介いたします。

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なぜ歯磨き後に「ペッ」してはダメなのか?

歯をゆすぐ水が貴重ということもありますが、主な理由としては「歯磨き粉に含まれる化学成分が自然界では分解され難いから」ということです。

要するに、人間が持ち込んだ物で自然を汚してはダメってことです。

くれぐれもテント場の端っこの方ならバレないから大丈夫だろうなどという愚かな考えで「ペッ」しない様に。教養のある大人として、英知と勇気と情熱をもって登山を楽しみましょう。

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登山にオススメの歯磨き粉

コムズカシイ説明をしても頭に入ってこないため、簡単に説明します。

飲み込んでも安全な食品成分100%のケミカルフリーの歯磨き粉、そう、それが「オーラルピース」という商品名の歯磨き粉です。メイド・イン・ジャパンの商品です。

飲み込める歯磨き粉のため、災害時にも役立つ商品です。

内容量80グラムのチューブ形状の商品と、1回分(約2グラム)に小分けされた商品がありますが、登山では「軽さは正義」であるため、ここでは2グラムの小分けされた商品をご紹介します。ミント味、オレンジ味、うめ味の3種類があります。

詳しく知りたい方は「オーラルピース」の紹介サイトをご覧ください。

まとめ

山小屋泊やテント泊に「オーラルピース」を持参することで、口腔内をスッキリ快適にして、登山を楽しむことができると思います。

もちろん、普通の歯磨き粉でもゴックンすればOKですので、「オーラルピース」を強要するつもりはありませんが、体に悪くないものを使った方が良いかなと思います。

コメント

  1. コメントありがとうございます。
    つたない文章での商品紹介にてはなはだ恐縮ですが、商品の良さが伝わるよう文章作成スキルを磨いていきたいと思います。

  2. kazupikotさん

    素晴らしい記事を書いていただきありがとうございます。お陰様で父の介護用に開発されたオーラルピースは、山小屋にも普及し、宇宙飛行士の皆様にも活用していただくことになりました。日本発の技術で人類の健康と地球の環境を守ることができましたら素晴らしいです。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。