中山製靴 J6 シューキーパーを使って劣化を抑えよう

服装
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シューキーパーって高い革靴の形が崩れない様にする器具程度の知識しか持ち合わせていなかった私ですが、どうやらシューキーパーには形を崩れない様にする以外にも効果があると知り、中山製靴 J6を育てている私としては使う必要があるでしょうということで、シューキーパーを整えました^^;

そうです。整ってしまったからには紹介せずにいられなくなり、今回シューキーパーの紹介を致します。

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シューキーパーの目的

シューキーパーの目的は下記3つあると言われています。

  1. 革靴の形を崩れないようにする。
  2. 革靴を乾燥させる。
  3. 革靴の消臭をする。

素材が木で作られているシューキーパーが上記3つの効果があり、プラスチック製は上記1の型崩れ防止効果しか得られないと考えられます。

革靴の天敵は湿気で、靴の内部を乾燥させてカビを防ぐ必要があります。
そこで素材が木のシューキーパーを使うと、木が湿気を吸い取って良い感じにしてくれるそうです。
特に、レッドシダーという木を素材にしたシューキーパーは湿気の吸い込み、香りが素晴らしいらしく、レッドシダー100%のシューキーパーを使うことで長期に渡り使用することができます。
レッドシダーの香りが薄くなってきた際には、サンドペーパーで擦ると香りが復活するそうです。

それから「シューツリー」という用語も聞きますが、基本的にはシューキーパーと同じで、木製のシューキーパーをシューツリーと呼称するそうです。

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どんなシューキーパーを整えたのか?

私が整えたシューキーパーは、シングルチューブタイプと呼称する、つま先部分とかかと部分が1本のチューブで繋がっているやつです。
一方、ダブルチューブタイプという2本のチューブで繋がっているタイプもあります。

なぜシングルチューブタイプを選んだのかですが、私の足は幅広なので、シューキーパーのつま先部分が大きく広がった方が良いかなと考えました。シングルチューブタイプだと結構大きく広がります。

これ↑が広がる前の状態になります。

靴に入れる時に、シューキーパーの全長を短くして靴に入れるのですが、その際にシングルチューブがつま先側に入り込むと、写真↑の様につま先部分が左右に大きく開くような動き、ギミックをします。

素材はレッドシダーにしました。
良い香りがするんだろうと思っていましたが、私の鼻が悪いのか、あまり香りを感じませんでした。
ネットで購入しましたが、他のレッドシダーの商品よりも安かったので、偽物か、木材のあまり良くない部分を使用しているのかもしれませんね^^; 写真↑をみると「節」がいくつも見えますし。。。

私が整えたシューキーパーとは異なりますが、シングルチューブのシューキーパーのリンクを貼っておきます。

どの様に装着するのか?

シューキーパーの装着は簡単です。
シューキーパーはつま先部分にジョイントがあり、折れ曲がる様な作りになっています。
写真↑の様につま先を先に入れ、カカト部分をグイっと押し込むとシングルチューブ部分が縮み、靴の中にシューキーパー全体を入れることができます。

シングルチューブとかかと部分にはスプリングが入っていて、適度なテンションを革靴に与える様な機構になっています。

商品にもよりますが2センチ刻み程度でシューキーパーのサイズが分かれていますので、自分の革靴のサイズにあったシューキーパーを整える必要があります。

写真↑がシューキーパーを装着した状態になります。
シューキーパーを取り出すときは、黒い円形部分のツマミを引っ張り上げることで、するりと取り出すことができます。

まとめ

私は過去に「登山靴にシューズドライヤーを使ってますか?」という記事を書いていますが、布(ゴアテックス)製の登山靴であれば、このシューズドライヤーで十分だと思います。
このシューズドライヤーはなかなか優秀で、湿気を吸い取ってくれます。

私は登山口まで車で移動しますが、登山に行く時は革靴の登山靴にシューズドライヤーを使っています。そう、登山に行く時はシューキーパーを外して、シューズドライヤーを革靴に突っ込んで行きます。家に帰ってきて登山靴を洗った後にシューキーパーを装着する運用にしています。

一応、シューズドライヤーのリンク↓を貼っておきます。

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