RICOH GR3+老眼+近眼 はツライのよ

登山カメラ
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意味深なタイトルを付けてしまいました。。。

というのは、私は裸眼で0.03の近眼かつ老眼で日常では遠近両用メガネを使用していますが、山登りでは遠近両用メガネは足元が見えにくいため遠くを見る用のメガネを使用しています。
しかし、スマホやカメラのモニタを見る時に、遠くを見る用のメガネだとモニタが見えにくいという難点があります。

そう、この課題に対してどのような対策をとるのが最適解なのか、それを悩んでいました。
考えた末に結論を導き出しましたので、本日はそれを整理してご報告いたします。

登山では遠近両用メガネはダメだ

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課題の整理

はじめに書きましたが、登山では遠近両用メガネは足元が見えにくいために遠くを見る用のメガネを使用する必要があります。そうすると、スマホやカメラの液晶モニタが老眼のために見えにくくなります。

ということで、課題として思ったことを下記に列挙します。

  • 登山では安全のために遠くを見る用のメガネを使用する
  • スマホやカメラの液晶モニタが老眼のために見えにくくなる
  • メガネを外すかずらして液晶モニタに顔を近づけると見えるが、メガネを動かすのが面倒
  • 液晶モニタが見えにくいため写真の構図はだいたいでシャッターをきる
  • 撮影後の液晶モニタでの確認はメガネの件があり面倒
  • 家に帰ってから大きいモニタで確認し、もうちっとこうして撮影すればなどと反省する
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課題への対策

メガネで何かしらの対策ができるか

メガネで何かしらの対策がとれると、すべて解決します。
そう、ポイントは「老眼」対策です。

メガネを外す、メガネを鼻の頭やおでこにずらすなどの対策を考えましたが、写真撮影の都度メガネを動かすのは面倒ですし、メガネを落下させて壊すリスクがあります。

であれば、跳ね上げ式のメガネを使用する対策が考えられ、この案は結構良いんじゃないかと思いましたが、帽子をかぶっている場合に塩梅が悪いことが想定されます。
ということで、跳ね上げ式メガネは保留。

カメラ側で何かしらの対策ができるか

RICOH GR3には外付け式のファインダーがあり、撮影時にはファインダーを覗いて構図を決める対策が考えられます。
しかし、GR3の本体上部に外付けファインダーを装着するため、ファインダーが常に飛び出ているため、ぶつけたり、引っ掛けたりして破壊するリスクがあります。
また、ファインダーを装着した状態で、登山の歩行の邪魔にならずにどの様に持ち運ぶのか、新たな課題が出てきます。

いっそのことRICOH GR3を使うのを止め、以前使用していた一眼レフに戻す対策を考えました。
RICOH GR3の写りは素晴らしく、軽くて、起動も早くて、登山スナップでの機動力を諦めるのははなはだ残念でならず、重量のある一眼レフに今さら戻すのはちょっとなぁと踏ん切りがつかず。

ミラーレス一眼かファインダーのあるコンデジに変更することも考えられるが、写りを求めるといかんせん資金が必要になる。

結局どの様な結論になったのか

そんなこんなで悩む日々を送ることになったのですが、結論としては、以前使用していた一眼レフカメラに戻すことにしました。

一眼レフカメラを使用する際には重量が課題になります。
今まで使用していたレンズが、16~50ミリ(35ミリ換算24~75ミリ)F2.8通しの明るいレンズなのですが、これが重い。
RICOH GR3の28ミリに慣れているし、登山では基本的にはパンフォーカスなので明るいレンズは必要ない、もっと軽いレンズに変更すれば良いんじゃないかという考えが湧いてきて、最終的にはそれが最適解だということになりました。

どのレンズにしたのか

私の一眼レフカメラは、PENTAX K-S2という2015年式あたりのスタンダードタイプのカメラになります。本体重量がバッテリ込みで680グラム程度なので、一眼レフカメラとしては軽量の部類になります。

で、新しいレンズは「HD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4ED Limited DC WR」にしました。
35ミリ換算で30~60ミリで中途半端な2倍ズームのズームレンズです。
GR3の28ミリの画角になれているため、このレンズで良い感じだろうというシンプルな感想。

レンズの重量は280グラム程度なのでカメラ本体と合わせて960グラムとなります。
まぁ、1キログラム未満なので、一眼レフカメラとしては軽い方になると思います。

こんな感じのズームレンズです↓ 中古で税込み4万円台なので、そんなに高額ではないです。

まとめ

GR3の3インチモニタを見ながら写真撮影することが、老眼だとキツイのです。
泣く泣くRICOH GR3を山行で使うのをやめ、一眼レフカメラに戻すことに相成りました。

未だに名残惜しいです。
RICOH GR3は、コンデジの領域というよりも28ミリ単焦点レンズを付けたミラーレスカメラの領域になると思います。写りがそれを物語っています。

ちなみに、私の一眼レフカメラはこちら↓

このレンズがなかなかの男前なデザインなので、良い仕事をしてくれそうな雰囲気がしますね。

それから、RICOH GR3の吐き出す絵が素晴らしいので、このPENTAX K-S2でも良い感じの絵で撮れることを願っています。パソコンでRAW現像して追い込めばそれなりの良い絵がえられるとは思いますが。。。

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