登山では遠近両用メガネはダメだ

エッセイ
この記事は約3分で読めます。

40歳を過ぎたころから老眼が始まり、本、雑誌、新聞、スマホ、仕事の資料などが年々見づらくなってきている。

で、近くを見る用のメガネを作ったが、これまたメガネをかけ替えるのが面倒で、初めのうちは使っていたが、いつしか使わなくなってしまった。

で、先日、メガネやで遠近両用メガネを進められ、レンズ調整中に試しに設定してもらったところ、遠くが良く見える状態で手元の新聞の文字も良く見え、「おおぉ」と声を発するほど感動し、遠近両用メガネを作った。

かつ、嬉しくて予備のメガネも遠近両用にした。

スポンサーリンク

新しいメガネで山登りに行ってみた

休日に時間が出来たので、近くの筑波山でトレーニングしようと新しいメガネで行ってみた。

薬王院コースは前日の雨でドロドロが想定されたので、筑波山神社から白雲橋コースを登って、御幸ヶ原コースを下る左回りのコースをチョイス。

白雲橋コースの鳥居をくぐってから暫くは樹林帯の中の緩やかな登山道。1時間も歩けば弁慶茶屋跡に至り、弁慶七戻りを過ぎたところから短い岩場になる。で、この岩場を登る時に少し違和感を感じていた。ただ、その違和感が何かは分からなかった。

一旦平らになって、女体山山頂の下辺りからまた岩場になり、そこを登る時も違和感を感じていたが、鈍い私にはその違和感が何なのか分からずにいた。

女体山から御幸ヶ原に至る登山道は若干下りになり、ケーブルカー、ロープウェイで多くの観光客が通るため石が磨かれていて滑るエリア。

すっ転ばない様に足を置く石を選びながら下っていくのだが、ここで違和感が何なのかが分かった。

「足元が見ずらい。。。」

遠近両用メガネは、レンズ下部が近くを見る用に度数が下がっている様で、足元が少しピンボケしているかの様に見ずらいのだ。

スポンサーリンク

原因が分かれば対処法があるはず

違和感が何か分かり、その原因も分かった。

原因がわかれば対処法もあるはずと思い、下りではメガネを鼻先までずり降ろしてみたりしたが改善せず。メガネをきちんとかけて、首をグイっと下に下げることで足元が良く見える事を発見。

対処法はコレしかなかった。

この、下りでグイっと下を向く体制は、慣れない体制であり、私にはストレスにしかならなかった。

もう、グイっとです。グイっと。

グイっと90度くらい下を向かないと足元が良く見えないんです。

遠近両用メガネは登山でつかっちゃダメ

ということで、まとめに入ります。

ここまで読んでくださった方はお分かりかと思いますが、登山に行く時は普通のメガネを使いましょう。

登りでは、さほど気になることは無いのですが、下りでは、ちょっとコワイ思いをすると思います。
筑波山レベルでそんな感じでしたので、岩場の山とか、傾斜がある山だと、下りで結構コワイ思いをすると思います。

マジで足元が良く見えないです。

もし、近眼かつ老眼の方で遠近両用メガネを作ろうと考えている方は、是非、普通のメガネも一緒に作ってください。

まだ老眼じゃない方は、いずれは老眼になりますので、頭の片隅に入れておいていただければと思います。

ということで、私は予備のメガネを登山用にするため、これからレンズ交換に行ってきます。

コメント