オーダーメイドの登山靴 中山製靴 J6 フィット感が素晴らしい!

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今まで何足もの登山靴を履きつぶしてきましたが、どれも私の足にピッタリではなく、若干の差異がありました。現在使用しているのはSIRIOの布製(ゴアテックス製)の登山靴で、今まで履いた中では一番ピッタリしています。しかし、私の足は幅広甲高がスゴイらしく、幅を合わせるために少し大きめのサイズになっています。

そんな背景もあり、私の足にピッタリなオーダーメイドの靴を作りたいと思いながらも、革製の登山靴は重いので躊躇していましたが、SIRIOの靴底が擦り減ったこともあり、この度思い切ってオーダーメイドの登山靴を作ることにしました。

どこでオーダーしたのかですが、東京都足立区谷中(北綾瀬)にある中山製靴(なかやませいか)にしました。オーダーメイドの登山靴を作ってくれるのは、他に巣鴨のゴロー錦糸町の安藤製靴などがありますが、中山製靴のJ6というミドルカットの登山靴が良い感じに見えたので中山製靴にしました。

どんなカスタマイズをしたのか、フィッティングでの感想などを整理していきます。

続きの記事はコチラ↓
中山製靴 J6にレザーワックスをぬりぬりする
中山製靴 J6を磨いて仕上げてみる

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初めにお店を訪問して

中山製靴さんは土日は事前に電話連絡が欲しいとホームページに記載がありましたので、電話をして訪問日時の予約しました。

私の住む茨城県南部からは、常磐道~首都高の加平ICで降り、ICから5分程度でお店に到着します。自宅からお店までは概ね1時間程度でした。

お店の近くにコインパーキングはある模様ですが、お店の目の前に停めても大丈夫とのことで、お店の前に車を横付けしました。私のフォルクスワーゲンパサートでギリギリの幅でしたので、ランクルとかだとちょっと大きすぎるかもしれません。

中山製靴さんは、お店というよりも工房という感じで、扉を開けるとそこが工房になっていました。

ホームページ見てJ6を私の足に合わせて作ってもらいたいという要望を伝え、紙の上に素足で立って採寸が始まりました。その後、既製品として製作済みのJ6を履いてみることに。

いつものソックスを持参していましたので、ソックスに履き替えてJ6を試着。靴紐の締め方があるということで、職人の親父さんに靴ひもを締めて頂き「お客さんの足は幅がスゴイね。甲高でもある。」と言われつつ、ヒモが短くて結べないんじゃないかって感じになりながら締めてもらいました。

その中山製靴の靴を履いたファーストインプレッションとしては、「このフィット感スゲー」でした。土踏まず付近、踵付近のフィット感が素晴らしいのです。足と登山靴が一体化している感じです。今までの登山靴では味わったことのないフィット感でした。

次に、重登山靴でハイカットモデルの「1000」を履いてほしいと職人の親父さんに言われ、購入する予定は無いけれど足を入れてみました。こちらもフィット感が素晴らしく、ハイカット部分のガイドが3段になっている効果だと思われますが足首の固定感も素晴らしいです。この靴なら下りで足首をひねる様な不安は感じられません。

ということで、中山製靴の登山靴はフィット感が素晴らしいのです。この素晴らしさを文章で伝えるのは私には甚だ難しく、強いて言うならば、今まで5足の登山靴を履いてきた中で一番のフィット感があり、このフィット感に感動したという感じです。

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どんなカスタマイズにしたのか

私は登山靴は靴底の硬さが重要と考えています。なのでハイカットでなくても靴底がしっかりしていればバランスを崩したりすることなく歩行できると考えています。

J6は軽登山靴という位置づけのモデルということで、シャンクが入っていないとのことでした。したがって、シャンクプレートを追加してもらい靴底の硬さを求めました。

次に、J6はビブラムソールが軽いタイプになるということでした。重登山靴用のごっついソールにすると剛性も上がるとのことでしたので、迷わずごっついタイプに変更してもらいました。

それと標準は表革の黒い日本製の革になるとのことですが、イタリア製のヌバックレザーの方が防水性が高いということで、その革で作ってもらうことにしました。日本製の黒い革が現在入手し難いということもある模様です。

写真↑を見るとわかる様に、ソールが重登山靴って感じになっています。それと、革に油を塗りこむ前なので、この写真の時点ではヌバックレザーの風合いが出ています。油を塗りこむと艶々した革靴になりますので、そこは続報でレポートしていきたいと思います。

中山製靴の特徴は?

日本人に合わせた足形を使っているそうで、土踏まずの形状がポイントになるそうです。
なので、写真↓の様に土踏まず部分の縫い方に特徴があるようです。ステッチ部が少しアーチ状になっているのが分かると思います。

それと、足首の可動域部分に「マチ」が設けてあるため、足首が動きやすい作りになっています。
上の写真↑では、一番上のフックと二番目のフックの間にある黒い部分が「マチ」。

それと、靴の内部の写真↑を見て頂くと分かるのですが、踵から土踏まず方向に向かって膨らんだ領域があります。これは、内部にスポンジが入っていて、踵のフィット感を向上させる役目があるそうです。

ちなみに、市販品の中敷きは絶対に使わないで欲しいとのことでした。なぜならば、先に紹介したように、土踏まず部分が盛り上がっているため中敷きを使うとダメになってしまうとのこと。

気になる点は?

気になる点としては、写真↓の様に、靴のベロ部分と本体部分が分割されているため、浸水が気になるところです。

お店の方に浸水について尋ねたところ、紐をきっちり絞めていれば雨で浸水することは無いそうです。
ただし、川に靴紐部分まで浸かる様な使い方をすると浸水するだろうとのこと。

まぁ、通常の登山では渡渉があっても、大体は岩があって、その岩の上を歩いて渡ることになるため、浸水の心配は無いと言って良いでしょう。

ちなみに、このベロ部分と本体が分割されているのはミドルカットのJ6モデルのみであり、ハイカットの重登山靴モデルは革で繋がっていました。革で繋げるとその分厚みが発生するため、J6は靴紐を通すタイプなので厚みを避けているとのこと。重登山靴はDカンになっているため、厚みがあっても靴紐の締め付けが出来るそうです。

オーダーメイドって高いんじゃない?

オーダーメイドだと価格が気になるところですが、中山製靴さんのホームページを見て頂くと分かりますが、登山用品店で購入するよりも安い価格設定になっています。私は、ホームページを初見した際に、ホームページが古そうなので今は価格が違うんじゃないか疑惑を持ちましたが、その疑惑は未遂に終わりました。

参考までに、私のJ6はカスタマイズしていますので、その分価格が上がっていますが、塗り込みのワックス1本を含めて税込み36,000円でした。
本来は36,200円とのことですが、200円サービスしてくれました^^;

自分の足にピッタリな登山靴がこの価格で購入できることは、私は安いと思います。

まとめ

なかなか自分の足にフィットした登山靴が見つからないという方には、オーダーメイドの登山靴を検討するのもありかと思います。先にも書きましたが、中山製靴の登山靴のフィット感には感動しました。

革靴だと重いんじゃないかと懸念している方がいらっしゃると思いますが、期待を裏切らずに重いです^^; ゴアテックス製の登山靴だと片足500グラム~800グラムくらいかと思いますが、中山製靴のミドルカットのJ6は標準タイプで片足750グラムとのことです。ハイカットの重登山靴だと片足1,100グラム位あるそうです。
ちなみに私のJ6はカスタムしているため片足850グラムありました。
フィット感が素晴らしいため、不思議と重さは気にならないです。

これからJ6を使い込んでいきますので、長期レポートをしていきたいと思います。
次回はワックスの塗りこみになるかと思います。お楽しみに。

番外編

私のJ6は黄色い靴紐になっていますが、J6の標準は黒い靴紐になります。
標準の靴紐は110センチですが、私の足が幅広甲高なのでヒモが短くなってしまい、140センチタイプに交換していただきました。工房にあった140センチの靴紐は、黄色と赤色だったので、さほど迷うことなく黄色を選択しました。

赤に黄色のコントラストは、初老の私には攻めすぎ感があるため、黒い紐に交換しようと考えています。赤い靴には黒い紐が似合うと思います。

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