前回はJ6にレザーワックスを塗りたくりました。
あれから4日経過し、ワックスのベトツキ感もすっかりなくなりましたので、今回は靴を磨いて仕上げに入ります。
この仕上げが終われば、次はやっと慣らしに入ることができます。
早く足の形に革を馴染ませて、長時間の山行で使ってみたいですね。
今回は、仕上げに磨くとどうなるのか、靴紐の通し方などを整理していきます。
前回までの記事はコチラ↓
中山製靴 J6にレザーワックスをぬりぬりする
オーダーメイドの登山靴 中山製靴 J6 フィット感が素晴らしい!
レザーワックスが乾いた
レザーワックスを塗り込んでから4日ほど経過し、靴の表面を触ってもベトツキ感がすっかりなくなりました。そこで、靴を磨いて仕上げていきたいと思います。
写真↑がワックスが乾いた状態の中山製靴 J6になります。
写真ではテカリが見えますが、実際には写真の様なテカリは見受けられませんでした。
中山製靴の方が、ワックスが乾いたら気合を入れて布で磨き上げるのだとおっしゃっていましたので、私は手拭いで磨きにはいりました。磨き終えるとツヤツヤの革靴になることを思い描いて、ひたすらに磨き続けました。
磨き終えたあとの状態がコチラ↑の写真です。
この写真はつま先側になりますが、良い感じでツヤが出ていると思います。
コチラ↑の写真がサイド側になります。
つま先の様なツヤツヤ感はありませんが、落ち着きのあるツヤになっています。
なかなかイイカンジです。
コチラ↑が踵側になります。
つま先側と同じくツヤツヤ感がでています。
コチラ↑が左右を磨き上げた後に撮影した写真です。
磨き上げる前と後であまり変化が無いようにみえますが、私の写真テクニックが悪いためにその様に写っていると思います。
実際には、写真↑よりも若干ツヤが出ています。
磨きの補足
お店の方から手拭いで磨くとお聞きしたのでその通りに実践しましたが、水で少し濡らした馬毛のブラシでブラッシングするとツヤツヤになることを後から知りましたので、ここに補足として書き足しておきます。
現在の私は、この少し濡らした馬毛ブラシでのブラッシングをガシガシ行っており、山行の時はいつもピッカピカのツヤッツヤな状態になっています。
磨き上げた後は、靴の美しいフォルムとツヤを眺めているだけで、ウィスキーの水割りをグビッといけそうな気になります^^;
磨きはこの位にして、次っ!
防水スプレーをこことあそこに
磨きが終わったら靴紐を通して完成となりますが、その前に、防水スプレーをして汚れ防止をしておきたいと思います。レザーワックスを塗り込んでいるため、そもそも防水が効いている状態のはずだが、どこに防水スプレーをするのか疑問があると思います。
私が考える防水スプレーをする場所は、下記2カ所になります。
- 靴紐
- 革と靴底の間のステッチ部分
まず、靴紐を防水処理しておくことで泥などの汚れから防ぐことが出来ます。
次に革と靴底の間のステッチ部分ですが、ここはレザーワックスを塗り込んではダメな場所になりますので、このステッチ部分をグルリと防水スプレーをしておくことで、汚れや浸水から守ることが出来ると考えています。
使用した防水スプレーはコチラ↓。究極の持続力があるとの謳い文句を信じ、少々お高いですがこれをチョイスしました。革にも使用できます。
靴紐の通し方
登山靴の靴紐の通し方はその人の自由ではあるものの、緩みにくい通し方があります。
ここでは緩みにくい通し方をご紹介致します。
鋭い方は写真↓を見るとすぐお分かりになられたことと思います。
そうです。「外→内」の方向に靴紐と通すことで靴紐が緩みにくくなります。
紐が緩みにくくなるということは、靴を脱ぐときに紐を緩める必要がありますが、その時も緩めにくくなるというデメリットはあります。
逆に「内→外」の方向に靴紐を通すと、靴紐が緩みやすくなります。
靴を脱ぐときも、ちょい広げるだけで「ば~ん」って感じに紐が緩みます。
ということで、登山靴の靴紐は「外→内」の方向で通すと緩まないため良い感じになります。
番外編
中山製靴 J6購入時に付いてきた靴紐は、黄色い紐になります。
黄色い紐は私にはちょっと派手に感じましたので、ChatGTPに「あずき色の靴に合う靴紐の色は?」と尋ねたところ、「ゴールド、ブラウン、ベージュ」という答えを得ることができました。
ネットでブラウン単色のアウトドア用の140センチの靴紐を探しましたが見つからず。一方、ゴールド/ブラウンのツートンが見つかりましたので、これでいいんじゃねって感じでポチリました。
今回取り付けてみましたが、なかなか落ち着いた感じで合っていると思いました。あずき色やワインレッドの靴を履いている方は参考としていただければと思います。
こんな感じになります。
まとめ
今回は革の登山靴を利用開始するための最後の仕上げと、防水スプレーを使う目的、靴紐の通し方を整理致しました。ご参考にしていただき、何か得るものがある様でしたら嬉しい限りです。
次回は、慣らし履きについて整理致します。
コメント