オールシーズンの登山靴 中山製靴1000DX

服装
この記事は約7分で読めます。

半年ほど前に「オーダーメイドの登山靴 中山製靴 J6 フィット感が素晴らしい!」という記事を投稿しました。中山製靴J6はミドルカットの革の登山靴で、トレッキングでは足首の自由度があった方が私は好きなためJ6を選択しました。

で、あれから半年が過ぎ冬に使う登山靴をどうするか考えていて、中山製靴の1000DXはオールシーズン対応だったなぁと思いだし、この度、J6と1000DXの2足体制にすることに決めました。

今回は1000DXの紹介と、使い始めるまでのワックスがけなどの準備についてご紹介します。
J6の時の振り返りでの課題もあり、今回は準備万端でワックスがけを行いました。

スポンサーリンク

中山製靴1000DXの紹介

J6はミドルカットの革製登山靴ですが、1000DXはハイカットの革製登山靴になります。
革はヌバックレザーで、革の色はタンとレッドの2色が選べますが、私は今回もレッドを選びました。
中山製靴のお店の方にタンとレッドのどちらが人気があるか尋ねたところ、レッドが7割を占めているとのことでした。

購入直後でワックスを塗る前は、↑写真の様な赤いヌバックレザーの登山靴で、シャア専用感があります。J6の記事「中山製靴 J6を磨いて仕上げてみる」を読んで頂いた方はご存じかと思いますが、ワックスを塗るとあずき色になり、シャア専用感は無くなります。

1000DXは、ベロが黒い革で靴の本体と繋がっていて、水が靴の中に入らない構造になっています。
J6にはこの黒い革が無いため、雪のあるところで履くと水が靴の中に入ってくるリスクがあります。

それと、1000DXはソールと靴底の間がJ6よりも厚くなっており、J6よりも靴底が硬いです。
コパがありますが革がむき出しのため、ワンタッチアイゼン、セミワンタッチアイゼンを付けるとコパが潰れてしまうため、紐で縛り付けるタイプの12本爪アイゼンなどを使用することになります。

スポンサーリンク

ワックスなどを塗り込む

J6の時はコロニルのレザーWAXを塗っただけでしたが、その後色々と情報収集を行い、今回は下記の順番で塗っていきます。

  1. コロニルレザージェル
  2. コロニルレザーWAX
  3. コロニル1901シュプリームクリームデラックス
  4. コロニルナノクリーム

↑左から「コロニルレザージェル」「コロニルレザーWAX」「コロニル1909シュプリームクリームデラックス」「コロニルナノクリーム」

コロニルレザージェル

コロニルレザージェルの効果は、皮革に浸透して水や汚れから保護してくれます。
要するに革の内部から防水にするイメージです。

塗り方は簡単で、まず、革靴の表面をビショビショに思いっきり濡らします。
濡れた状態の所に、コロニルレザージェルをワンプッシュ手のひらにとり、両手で革靴の表面に塗り広げるだけです。良くのびるため難しくはないです。

コロニルレザージェルを塗った後は、↑写真の様な感じになります。

コロニルレザーWAX

コロニルレザージェルを塗った表面が乾いてきたら、コロニルレザーWAXを塗り込んでいきます。
このレザーWAXが革の登山靴の防水性を高め、革の保湿も行ってくれます。
コロニルレザーWAXは3回塗りを行い、乾くまで1week程度要しますが、乾いたらブラッシングを行います。

↑写真は1回目を塗り終えたところ。
1回目はヌバックレザーがワックスを吸い込んでしまうため、ワックスが全くのびず塗りにくいです。めげずにレザーWAXを塗り込んでいきます。

J6の記事にも書きましたが、靴底の縫い目の紐にはレザーWAXを塗らない様にします。この白い紐にはマツヤニが塗ってあり、紐が緩まない様な仕掛けになっているそうです。レザーWAXをこの白い紐に塗ってしまうと、紐が緩みやすくなるそうです。ご注意ください。

レザーWAXの2回目は、1回目よりもWAXがのびる感じで塗りやすくなります。
3回目になるともっと塗りやすくなります。
3回塗り終えると、レザーWAXのチューブの8割くらいのワックスを使います。

↑こちらが、レザーWAXを3回塗り終えたところです。
1回目と比較すると、かなりしっとりした革になっていますし、シャア専用感がなくなっています。

それと、ベロと靴の本体の間の黒い革にもレザーWAXをガシガシと塗ります。

ワックスが乾くまで1週間ほど要しますので乾くまで放置してください。速く次の行程に進みたいところですがワックスが乾くまでは我慢してください。

ブラッシング

革靴の表面を触ってみてベトツキが無くなっていたらワックスが乾いていますので、馬毛ブラシなどの硬めの毛のブラシでブラッシングを行います。

ブラシを水で濡らしてからブラッシングすると、革靴に光沢が出てきます。

コロニル1909シュプリームクリームデラックス

この1909シュプリームクリームデラックスを塗ると、革が深みのある色になります。塗らなくても問題はないです。色とツヤを求めたい場合に使用すると良いかと思います。

塗る時は、アプリケーションブラシがあると細部まで塗り込めるので便利です。

塗ってから30分程度で乾くので、乾いたらブラッシングを行います。

↑こちらが、1909シュプリームクリームデラックスを塗ってブラッシングをしたあとの状態になります。シャア専用感は皆無となり、あずき色というかワインレッドというか、深みのある良い感じの色になりました。

コロニルナノクリーム

コロニルナノクリームは、革靴専用の防水、保革クリームになります。
指で伸ばしながら塗り広げていきます。凄くのびるので塗りやすいです。
Dカンやフックの所は、アプリケーションブラシを使用して細部まで塗り広げると良い感じです。

乾いたら、お決まりのブラッシングをします。光沢がでます。

コロニルカーボンプロ

革の表面部分はレザージェル+レザーWAX+ナノクリームで防水対策がばっちりですが、コロニルレザーWAXを塗ってはダメな靴底の縫い糸の部分の防水対策がされていません。

この白い糸の部分には、コロニルカーボンプロの防水スプレーをぐるりと吹きかけます。
渡渉で水に浸かったり、雨の日を考慮すると、防水をバッチリにしておく必要があります。

私の中山製靴1000DXは最終的にこうなった

デフォルトの靴紐が黄色単色のため、もう少し落ち着きのある感じが良いなと思い、グレーを基調とした靴紐に取り換えました。

緩みにくい平紐にしています。

私が使っているコロニルの商品など

以下に、今回ご紹介した私が使用しているコロニルの商品のリンクを貼っておきます。

それと、中山製靴のホームページはこちらになります。
お店に行く場合は、電話で予約をしてから行く事をお勧めします。

J6と1000DXの違い

J6と1000DXでは木型が異なっていて、1000DXの方がつま先部分の幅が広い木型を使っているとのことでした。履き比べてみると一発で分かりますが、1000DXの方がつま先部分の幅が広く、足の指にゆとりを感じます。

J6では靴の慣らしが大変でしたが、1000DXは特に慣らしはほとんど不要と思いました。
私は、慣らしで履いた1回目は革がちょっと硬いかなという感じを受けましたが、特にどこかが痛くなるなどの不具合は発生しませんでした。

私の1000DXは26.5センチで片足で1300グラムもありますが、履くと重さは感じないです。
カカト、足首、土踏まず付近が良い感じでフィットしているため、実に良い感じです。

靴底を張り替えつつ20年は履ける登山靴ですので、一生モノの逸品をお探しの方にオススメ致します。
金額はそれ程高くなく、1000DXが税込42,500円、J6が税込32,500円となります。
1000DXとJ6のどちらが良いかですが、オールシーズン使用できる1000DXを選んでおくと良いかと思います。

コメント