至仏山(しぶつさん)爽やかな風を求めて with GR3

群馬
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酷暑の関東平野を抜け出し、尾瀬の至仏山に爽やかな風を求めて行ってきました。
私は8年くらい前に至仏山を一度登っていますが、今回一緒に行った山仲間で初至仏山が2名いましたのでこちらに決定。

7月末のため、気温が上がる日中は山腹から雲が湧き出て積乱雲になることが想定され、午前中勝負の計画を立てていました。想定通りに昼頃には積乱雲が発生して雷鳴がトドロキ、燧ヶ岳方面は雷雲に飲み込まれ、尾瀬ヶ原にイナズマが落雷する様な天気に急変。

やはり夏の山は午前中勝負のプランにしないと危険であると改めて思い知らされた山行になりました。

今回もRICOH GR3を山カメラとして使用しており、JPEG撮って出しで掲載しております。

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概要

山行日付2023年7月29日 土曜日 晴れのち曇りのち雨
コース登り:鳩待峠 ⇒ 山ノ鼻 ⇒ 至仏山山頂
下り:至仏山山頂 ⇒ 子至仏山山頂 ⇒ 鳩待峠
時間スタート:午前 7時20分
ゴール :午後15時30分
駐車場尾瀬第一駐車場 280台 1,000円/日 トイレあり
※駐車場から鳩待峠までは10人乗りハイエースを利用。
 片道1,000円
※ハイシーズンの土曜日でしたが、AM6:30頃の駐車場到着でも停められました。
日帰り温泉花咲の湯
山行概要
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登山ルート図(出典:国土地理院 地理院地図Vector)

赤矢印:登り  青矢印:下り

山行記録

鳩待峠の尾瀬ヶ原入り口の登山道

今回は鳩待峠を起点とし、左回りで至仏山を登ってきました。
尾瀬第一駐車場から鳩待峠までは10人乗りハイエースを利用し、運転手からは「昨日夕方雨が降ったので木道が滑りやすくなっています」との情報をいただきました。

「そうだよね、濡れた木道は滑るんだよね」とか話しながら進んで行くと、我々の進んでいる木道上に止まっている複数名の方々がいらっしゃるじゃありませんか。

避けるために隣の木道に移動しようとしたところ、ビブラムソールのグリップむなしく思いっきりすっ転んでしまいました。頭よりも足の方が高く上がったんじゃないかと思うくらいに美しく転んだような気がしています。

幸いにもケガせずに済みましたが、木道のカドに後頭部、腕、脚をぶつけたりするとケガをするリスクがありますので、転ばない様に注意して歩きましょう。

そんなこともありながらグイグイ進んで行くと、すれ違う人から「木道上に熊が居た」という情報をいただきました。おいおい武井壮ならどうやって戦うんだろうなどと仲間と話しながら進んで行きましたが、熊は去った後のようで遭遇することはありませんでした。
膝蹴りでフィニッシュするイメージを何度も想像していましたが、実際に使うことが無くて良かったです^^;

山ノ鼻

鳩待峠から概ね1時間程度でしょうか、そうこうしているうちに山ノ鼻に到着。
ビジターセンターや立派な山小屋がいくつかあり、さすが尾瀬って感じ。また、山ノ鼻キャンプ場には何張りもテントが張られていました。

山ノ鼻から至仏山へは研究見本園を通過していく

登山届を提出し、いざ出発ということで研究見本園の入り口に行くと「閉鎖中」の標識が。。。熊が出没するため研究見本園は閉鎖されていました。ただし「登山者は気を付けて登ってね」的な文言が標識の端っこに書かれていました。

気を引き締め、膝蹴りフィニッシュを再度イメージして研究見本園に突入していきます。

ちなみに熊はミズバショウの花の中央にある黄色い部分が好物であり、それを食べに出没すると聞いたことがあります。しかし、7月末はミズバショウの時期を過ぎていますので、他にも好物があるのでしょうね。

研究見本園から望む至仏山

目の前に本日登頂予定の至仏山が見えてきます。
山ノ鼻から山頂までは、標準タイムで約2時間15分。
ここからがやっと登山開始という感じで、爽やかな風を感じながら登るイメージを沸かせます。

尾瀬ヶ原と燧ヶ岳(ひうちがたけ)方面

研究見本園から登山道に入ると、初めのうちは樹林帯を登って行きます。
傾斜はそれなりにある感じですが、いかんせん湿度が高く、全然爽やかじゃないのです。
夏の筑波山を登っているかの様な錯覚に陥り「至仏山は夏の筑波山よりテゴワイ」とかブツブツ言いながら登って行きます。

暫くすると樹林帯を突破するのですが、今度は照り付ける強い日差しで体力がどんどん削られていきます。20分毎に小休止して水分補給する様なペースで登って行きます。
ときどき爽やかな風が吹くのですが、それよりも直射日光が凄くてクソ暑かったです。

ですが、振り返れば美しい尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が目に飛び込んできて、それが辛さを吹き飛ばしてくれました。

そんな感じで、標準タイムよりも大幅に時間を要して至仏山山頂に到着。
山頂はそれほど広くないため大勢の人でごった返していました。

至仏山山頂から西側方面に見えるヤセコケタ尾根

計画よりも時間が遅延していましたが至仏山山頂で昼食をとり、天気が崩れないうちに下山を開始。
下山開始から間もなく燧ヶ岳方面で雷鳴がトドロキハジメマシタ。
至仏山を登っている時に燧ヶ岳を見るたびに積乱雲が成長しているのが分かりましたので、昼過ぎにはヤバいことになるかもしれないとは思っていましたが、案の定、雷鳴がとどろく様になりました。

燧ヶ岳は雷雲に飲み込まれ山容は全く見えず。そのうち尾瀬ヶ原にイナズマが落雷するのが見えました。燧ヶ岳に登っていた方や見晴のキャンプ場に居た方は、きっと生きた心地がしなかったことと思います。

山のカミナリは、平地のカミナリよりもコワイと思います。
やはり夏山は午前中勝負が鉄則ですね。

子至仏山手前から尾瀬ヶ原方面上空にあった積乱雲

山の上から見る積乱雲はモクモク感があって綺麗なのですが、そのうらはらにカミナリを蓄えているという怖さもあります。

至仏山の岩、石は蛇紋岩(じゃもんがん)なのでスゴク滑ります。
転ばない様に気を付けつつ、積乱雲に覆われる前に下山する様に急ぎます。

至仏山から見る子至仏山

下山時は曇りとなり、直射日光がさえぎられたため登りの時の様な暑さはありませんでした。
適度に風が吹いており、念願の爽やかな風を感じる登山ができました。

子至仏山に向かう途中で振り返ると至仏山が見える

下りも鳩待峠まで7割位は木道歩きになります。
鳩待峠まで残り2キロ付近でパラパラと雨が降り初めましたが、土砂降りになる寸前に鳩待峠に着くことができました。

雨が止むまで鳩待峠の休憩所で待機していましたが、青空は見えているにもかかわらず雨がなかなかやまない状態で、休憩所は多くの人でごった返していました。

振り返り

今回の山行の振り返りとしては「日傘が必要」と思いました。
日傘をして登っている方が1名いらっしゃいましたが、あの直射日光を浴び続けると体力が削られていくのが分かります。
森林限界を超えると日陰が無いため、日傘があると体への負担が減ると感じました。

ということで、早速日傘をポチリました。
UVカット、遮熱タイプで素材はカーボン。それで120グラムなので登山に持っていくにはベストチョイスだと思います。ネットで探すと色々な商品がありますので下記商品はご参考まで。是非お気に召した商品をポチって下さい。

まとめ

爽やかな風を求めて至仏山を選びましたが、快晴過ぎてクソ暑かった思い出となりました。
至仏山に行かれる際には熊が居る前提で準備をされることをオススメ致します。
それと濡れた木道はスゴク滑りますので、私の様にすっ転ばない様に十分に気を付けてください。

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