登山でカメラを持ち運ぶにはどうするか?カメラホルスターを使うのがベストチョイス!

登山カメラ
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一眼レフカメラ、ミラーレスカメラは、レンズを装着すると結構な大きさがあります。

ザックの中にしまうのも一つの方法ですが、シャッターチャンスの際にザックを下ろして、カメラを取り出して。。。と、面倒この上ないですよね。

では、首に一眼レフのベルトを掛けていると、シャッターチャンスには瞬時に適応できますが、一眼レフの重さで間違いなく首を痛めます。

また、カメラが固定されていないため歩く時に揺れて邪魔になります。

それならば手で持つという選択肢もありますが、これでは片手が塞がってしまい、安全な登山ができなくなり本末転倒です。

では、どの様に持ち運ぶのが良いのか?

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その答えは「カメラホルスターを使用する」になります。

カメラホルスターって聞きなれない言葉ですが、サバイバルゲームをやる人には馴染みのある、エアガンを収納して持ち歩くための装備です。

鋭いあなたはもうお分かりかと思います。

そう、カメラを収納して持ち歩くための装備、それがカメラホルスターです。

今回は、カメラホルスターと登山でカメラを持ち運ぶ際の便利グッズをご紹介致します。

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カメラホルスター

ピークデザイン Peak Design キャプチャーカメラクリップ V3

ザックのショルダーベルトの鎖骨より少し下辺りにクリップを取り付け、プレートをカメラの雲台を付ける場所に取り付けます。

そのカメラに取り付けたプレートをクリップにスライドして差し込み、「カチッ」と音がすれば取付完了。

カメラを外すには、クリップのリリースボタンを押し、カメラを上にスライドするだけです。

取り付けは片手でできますが、カメラを外す時はリリースボタンを押す必要があるため両手を使用します。

Kazupikotは、キャプチャーカメラクリップ V2という1つ前のバージョンを愛用しています。

V3はV2と違い、クリップの取り付けネジの長いものが同梱されているため、長いネジを別途購入する必要はありません。

クリップはリリースボタンの位置を考慮すると左側のショルダーベルトに取り付けることになります。

ザックの片方にカメラの様な重いものを取り付けるとバランスが悪いんじゃないかと気になると思いますが、カメラが前側、ザックが後ろ側なので、良い感じにバランスが取れて重さは気になりません。

唯一の弱点というか気になる点としては、レンズを下向きにして持ち運ぶことになりますので、ロック機能がないズームレンズを使用している場合は、歩きの振動でズームレンズが伸びてしまうことでしょうか。

特に登山道の下りでは、縮めては伸びて、縮めては伸びての繰り返しになります。

カメラに取り付けるプレート(クイックシュー)はアルカスイス互換になりますので、三脚の雲台もアルカスイス互換のクイックシューにすると、クイックシューの付け替えをする必要が無く便利になります。詳しくはコチラ↓をご覧ください。

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このクリップだけだと胸に当たる部分に痛みを感じますので、Peak Design Proパッドも併せて購入した方が良いです。Kazupikotもパッドを使用しています。

コットンキャリア COTTON CARRIER G3 ストラップショット

こちらの商品も、Peak Design キャプチャーカメラクリップと同じく、登山で使用している方を良く見かけます。人気のある商品です。

基本的な仕組みはPeak Design キャプチャーカメラクリップと同じで、ショルダーベルトにホルスターを取り付け、カメラの雲台取り付け部にハブと呼ばれる部品を取り付けます。

ホルスター自体にパッド的な役割があり、Peak Design Proパッドの様に別売りの何かを購入する必要はありません。

それと、ショルダーベルトへの取り付けはPeak Design キャプチャーカメラクリップはネジ止めですが、COTTON CARRIER G3 ストラップショットはザックのDリングにマウントストラップと呼ぶベルトを取り付けてホルスターと結合し、ホルスターをマジックテープでショルダーベルトに括り付ける感じになります。

嬉しいのは、カメラ落下防止のベルトが標準装備されています。

一番の違いはカメラの脱着方法の仕組みにあります。

COTTON CARRIER G3 ストラップショットはカメラを90度回転させることでロック解除し、カメラを上にスライドすることで外すことができます。

Peak Design キャプチャーカメラクリップはリリースボタンを押してロック解除ですが、COTTON CARRIER G3 ストラップショットは90度回転でロック解除、つまりCOTTON CARRIERは片手で脱着が可能です。

カメラに取り付けるハブは、COTTON CARRIER G3 ストラップショット専用になりますので、三脚を使用する場合はクイックシューを付け替える必要があります。

ハクバ GW-ADVANCE カメラホルスターライト

ベルトの様に腰に巻き付けて、カメラのレンズを括り付けてカメラを固定するタイプのホルスターです。

Peak Design キャプチャーカメラクリップやCOTTON CARRIER G3 ストラップショットは、ロック機能のないズームレンズの場合にレンズが伸びてしまい定期的にレンズを縮める煩わしさが発生しますが、このハクバ GW-ADVANCE カメラホルスターライトはその煩わしさから解放されます。

一方、装着位置が腹部付近になるため足元が見にくくなったり、細い場所や鎖場でカメラを岩や鎖に擦るリスクはあります。

ハクバ GW-ADVANCE カメラホルスターライトを使用するには、カメラストラップはカメラの落下防止のために必須になります。

このとき「ハクバ くびの負担がZEROフック」を使用することで、より快適な登山を楽しむことができると思います。

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その他(便利グッズ)

ピークデザイン Peak Design Shell カメラ保護カバー

カメラホルスターを使用するとカメラが体から飛び出た状態になりますので、カメラを岩や鎖にぶつけたり擦ったりすリスクがあります。

そのリスクを軽減するために、カメラを守る保護カバーを使用することをオススメします。

それと、雨や雪からも守ってくれますし、使用しない場合は小さく折り畳むこともでき携帯性も良いです。

今回ご紹介するPeak Design Shell カメラ保護カバーはKazupikotも使用しています。

サイズは、S、M、Lの3種類あります。

私が使用しているAPS-C機のPENTAX K-S2ではMサイズでジャストフィットでした。サイズ感については、これを目安にしていただければと思います。

別売の「Peak Design アンカーリンクス」を使用することで、お気に入りのカメラストラップを使用したままPeak Design Shell カメラ保護カバーを使用することができます。

要するに、カメラ保護カバーにはアンカーリンクス用の穴が開いており、その穴から出したアンカーリンクスとストラップを結合することができます。

ピークデザイン Peak Design アンカーリンクス

普段お使いのお気に入りのカメラストラップとカメラ本体の間に取り付け、カメラとストラップの脱着を簡単にする部品になります。

「Peak Design Shell カメラ保護カバー」を使用する場合は、このPeak Design アンカーリンクスも併せて使用されることをオススメします。

というか、「アンカーリンクスを使用しないと、カメラ保護カバーとカメラストラップを使用できない」と言った方が適切かもしれません。

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