山行に持っていくコッヘルは、色々な種類があってどれを選択したら良いのか悩むところ。
そういう私も今まではEPIgasの底にアルミニウムを吹き付けてあるチタン製コッヘルを長年使用していました。直径15センチ位で高さ７センチ位の大きさがあり、マルちゃんラーメンや辛ラーメンを作るにはちょうど良い大きさですが、ザックにいれるとそれなりの体積を占めていました。
最近日帰り山行用のザックを23リットルサイズの小さいサイズに買い替えたところ、このEPIgasのコッヘルだとちょっと場所を取り過ぎていると思い、良い感じのコッヘルを探していました。
そんな時、エバニューのMP500 FLATに出会い、おおぉ求めているのはまさにこれだぜ、ビビビッとなってポチった訳であります。
手元に届き色々といじっっていると、「おおぉ、こんな工夫が。。。」「おおぉ、絶妙なサイズ感！」「おおぉ、攻めてるね！」など感動することが多々あり、実際に山行で使っても使い勝手がグッドでした。
ということで、今回簡単にではありますがエバニュー MP500 FLATの魅力を簡潔にご紹介したいと思います。
魅力その１ 絶妙なサイズ感
写真↑はエバニュー MP500 FLATに付属の収納袋に入れたところです。
アウトドアで使う用品の袋にホワイトをチョイスするなんて、いや～、攻めてますねぇ。明るいホワイトなので、汚れない様に大切に使うしかないです^^;
袋から取り出すと写真↑の様な感じで、110サイズのOD缶が蓋の上にピッタリフィットします。このフィット感を文章で表現するのが難しいのですが、ストレートに表現するとガタガタせずに「ピッタリ」「しっくり」「ジャスト」って感じです。
そう、鋭い人はもうお分かりだと思いますが、蓋の上に110サイズOD缶を載せた状態で収納袋のサイズも「ピッタリ」「しっくり」「ジャスト」なんです。この計算されつくしたサイズ感、さすがメイドインジャパンって感じで素晴らしいです。もう、これだけで買いですよね。
ちなみに、フタを取ってコッヘルの中にも110サイズOD缶は入り、ここでも「ピッタリ」「しっくり」「ジャスト」なんです。なんとも素敵なサイズです。
蓋の上のOD缶をどかした写真↑です。
蓋にはくぼみがあり、このくぼみが110サイズOD缶の大きさとピッタリなのです。また、この蓋のくぼみがOD缶の上げ底部分と良い感じの相性になっていて、「ピッタリ」「しっくり」「ジャスト」なんです。
蓋にはツマミが付いていますが、耐熱性のシリコンチューブが付いているため加熱中でも手袋などをせずとも蓋を開けることが出来ます。配慮が行き届いています。
サイズ：径97ミリ × 深さ87ミリ
重さ ：79グラム
容量 ：550ml
素材 ：チタン
魅力その２ 550mlという絶妙な容量
コッヘルの容量は550mlです。先ほど110サイズOD缶がコッヘル部にピッタリ入ると書きましたが、直径が110サイズOD缶で、深さがシングルバーナーが良い感じで入るサイズになっています（写真↑）
また、550mlあればマルタイ棒ラーメンを作ることができますし、アルファ米やフリーズドライ食品用に170ml、スープ類で170ml、コーヒーで170mlの水を使用するならば計510mlとなり、これまたピッタリな容量となります。まさに絶妙な容量です。
コッヘルの内側には写真↑の様に、200ml、400mlのメモリが刻印されています。これを目安にして水を注げば良い感じに調整することができます。
なお、「ml」のメモリ以外に「OZ（オンス）」のメモリも刻印されています。日本ではメジャーではない単位ですが、アメリカ、イギリスでは日常的に使われる単位なので、MP500 FLATは海外でも売っているんでしょうね。多分。
魅力その３ 耐熱性シリコン付き
写真↑は、SOTOのウィンドマスターの上にMP500 FLATを載せたところです。サイズ感としてはピッタリもしくはちょっと小さいかな的な感じですが、バランスとしては良い感じだと思います。
で、特筆すべきはコッヘルの取っ手部分を見て頂くと分かりますが、黒い耐熱性シリコンが付いています。なので、お湯が沸騰しても手袋を付けずに取っ手を掴んでお湯を注ぐことが出来ます。
他のチタン製コッヘルを使っている人は分かると思うのですが、沸騰してスグは熱くて取っ手を素手で握ることはできないのですが、このエバニュー MP500 FLATはそれが出来てしまうのです。計算されつくした機能が素晴らしいです。これだけで買いです^^;
魅力その４ 注ぎ口
他のコッヘルは丸い形をしていて注ぎ口が付いていませんが、なんとエバニュー MP500 FLATには写真↑の様に注ぎ口が付いています。
注ぎ口があると、チョロチョロと注ぎたい時にスゴク重宝します。また、水をダラダラとこぼすことが無くなり、水を無駄にすることが無くなります。
また、注ぎ口が取っ手の反対側にあるので、注ぐときもスゴク使いやすいのです。
他のコッヘルだと取っ手の90度側から横に傾けるようにして急須の様に注ぐと思いますが、この方法だと注ぎにくいのです。例えば500ml位のお湯を作った場合、急須の様に注ぐと腕がプルプルして注ぎにくくなります。ボキャブラリが少なく適切な表現が出来ないのですが、なんとなくイメージできましたでしょうか？
まとめ
稚拙な文章ではなはだイメージし難かった点がありましたらご容赦ください。
魅力を4つに整理して簡単に紹介してみました。
エバニュー MP500 FLATを手にしたら、この絶妙なサイズ感、攻めてる感に惚れてしまう事と思います。何か良さげなコッヘルが無いか探している人には、是非ともオススメしたい逸品です。
私はエバニュー MP500 FLATは名品だと考えています。
気になる方は是非コチラ↓から市場価格など調べてみてください。
ちなみに「エバニュー Ti Mag Pot500」という商品もラインナップにあり、ぱっと見では「エバニュー MP500 FLAT」と同じに見えますが、Ti Mag Pot500は底が平らではないためシングルバーナーには向いていませんのでご注意ください。底が平らなのは「エバニュー MP500 FLAT」になります。平らなので「FLAT」になります。
コメント