登山靴の前滑り防止にソックスの滑り止め スベラナイン

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先日、登山靴の前スベリ防止策としてハニカムキュートジェルのご紹介をしました。
そもそも、登山用ソックスの足裏側に滑り止めが付いた商品が販売されていれば悩む必要は無いのですが、これが探しても見つからないのです。登山用ではなく、スポーツ用のソックスだと販売されているのですが、足裏側の厚みが少なく、長時間歩く登山ではやはりクッション性を求めたくなります。

ならば、登山用ソックスの足裏側に滑り止め加工ができれば良いんじゃないかと思い、探しまくったところ、ソックスの滑り止め剤なるものが販売されていることを知りました。

フローリングの床で小さい子が滑って転ぶのを防止するのが目的の様ですが、登山用靴下を滑り止め加工しても良いんじゃないかと思い早速使用してみましたので、そのレビューを致します。

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どの様に施工するのか?

今回、シースリーフィットの新品に対して滑り止め加工してみました。
新品なので、ウールの毛羽立ちなどはなくサラッとしています↑。

上の写真↑は、もう施工後の状態です^^;
木工用ボンド的な感じで、ソックスの裏に滑り止め剤を塗っていく感じです。
施工直後は、まんまボンドって感じで白い状態になっています。

滑り止めの付いた軍手をイメージして、ボツボツとソックスの足裏側全面に塗ってみました。
なにも難しいところはありませんが、適量がどの位なのかが分からず、「こんなもんだろ」って感じで塗りたくってみました。

のちほど分かったのですが、上の写真↑の様にソックスの幅いっぱいまで施工してしまうと、ソックスを履いた時に足の側面まで滑り止め加工されてしまうため、施工する幅はもっと狭くても良いと思いました。

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乾くとどんな感じになるのか?

施工後、まる1日放置しておきます。
そうすると、写真↑の様に塗りたくった滑り止め剤が乾いて透明になります。

手で触るとゴムが固まった様な感じ、まさに軍手の滑り止めの様な感じになっていて、あきらかにグリップ感を感じます。

登山靴での滑り止め効果はいかに!

滑り止め加工したソックスを履いて登山靴に足をとおすと、もうそこから今までと異なって、ソックスが中底にグリップしている感が伝わってきます。
まぁ、つま先からカカトまで滑り止め剤を塗りたくっていますので、滑るはずがありません。

ハーフインソールのハニカムキュートジェルだと、つま先付近のグリップで前スベリを防止していて、かかとと土踏まず付近はソックスと中敷のグリップを感じることはありませんでした。

実際に登山道の下り坂での効果としては「すごく良い」感じです。
ソックスと中敷きが一体となっている感じがして、前スベリする不安は一切ありません。

洗濯するとどうなる?

洗濯して乾かした後の状態がこちらの写真↑。
透明感が無くなって、白くなってしまいました。

つま先部分、カカト部分の施工したところは、登山中に力が加わるためか滑り止め剤が削れてしまっています。

この状態で登山で使用しましたが、グリップ力はそのまま保持していて前スベリは発生しませんでした。
使って洗濯するたびに、施工した滑り止め剤が少なくなるのですが、再施工せずに3回ほど使いましたが、グリップ力は保持したままで良好でした。なかなかシブトイデス。

他のソックスにも施工してみまして、そちらは足裏全体に点々で施工するのではなく、横ストライプ的な感じで施工してみました。その施工方式でも十分にグリップしました。

まとめ

靴の前スベリでお悩みの方は、ぜひ使ってみてください。
まったく前スベリが発生しなくなり、快適な登山が出来るようになります。
オススメできる逸品です。

今回ご紹介したのは「スベラナイン」という商品ですが、似たような商品で「すべるのきらい」というのもあります。こちらは施工する時の工具というか治具が付属していて、星形とかに綺麗に塗ることが出来るようです。
次にソックスの滑り止め剤を購入する時は「すべるのきらい」にしてみようと考えています。
下記にネット通販のリンクを貼っておきます。ご参考としてください。

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