秀岳荘のオプタテについて過去2回レビューを書きましたが、初めの課題の対策をしたものの使用するにつれ新たな課題が顕在化してきました。
今回もそれらの課題とどの様な対策を行ったのかを整理していきます。
過去2回のレビューは下記になります。ご興味がありましたらリンク先を見て頂ければと思います。
丈夫な帆布(はんぷ)生地のザック 秀岳荘のオプタテを買ってみた
モンベルのV.B.P.バックパネル 秀岳荘のオプタテに装着
新たに顕在化した課題とは?
前回の課題対策をしてからオプタテを背負って2回ほど山歩きをしてみました。
だいぶ良い感じになってきましたが、まだ気になる点があり、顕在化した課題は下記になります。
- V.B.P.バックパネルを装着して背負うと、ザックが丸くなり通気の隙間がなくなる。
- ザックをコンプレッションする仕組みがなく、荷物が少ないと下の方に寄ってしまう。
- ストックを括り付ける仕組みがない。
課題1は、100円ショップで売っているレジャーシートをカットしたものを折り畳んで背面パッドの代わりにザック内部に挿入し、ザックの背面の剛性というか硬さを出そうとしたのですが、レジャーシートを折り畳んだものでは剛性が足りず、ザックがバックパネルの形状になってしまい背中とザックの間の隙間が少なくなり風の通りが悪くなっていました。
課題2は、秀岳荘のオプタテはただの袋形状のザックであり、ザックをコンプレッションする仕組みがなく、ザックに詰め込んだものが歩いているうちに下の方に寄ってしまい、背負い心地が悪くなっていました。
課題3は、秀岳荘のオプタテはシンプルすぎるデザインのため、ピッケルホルダーなどのストックを括り付ける仕組みが皆無であり、ストックは常に手に持っていなければなりませんでした。
それと、ココヘリを付ける良い感じの場所も無く、どうしたものかと思っていました。
課題1対策 背面の剛性を上げる
背面パッドの代わりに100円ショップのレジャーシートを入れる対策では、ザックを背負ってショルダーベルトを締めると、剛性が足りずにザックのサイド部分の隙間が少なくなり、V.B.P.バックパネルの良さが半減していました。
そこでどう対策したかですが、剛性のあるプラスチックの板を背面パッドにしてみました。


1mm厚の発砲エンビの板をホームセンターで購入し、ザックの背面に合わせて切ってみました。
また、四隅の角は引っかからない様に丸く切ってみました。1mm厚なのでハサミでも加工できました。
レジャーシートを折り畳んだものとは剛性が段違いで、この板を入れることで期待通りにV.B.P.バックパネルとザックの間に隙間が生じて風の通りが良くなりました。
課題2対策 ナイロンテープを縫い付ける
ザックの表面にナイロンテープを縫い付け、パラコードで締め付けられるようにカスタマイズしてみました。

写真↑のザックの左右に上から下に延びる黒いやつがナイロンテープになります。
このナイロンテープを5センチ間隔でナイロンの糸で手縫いしてみました。
裁縫をするのは小学校以来か中学校以来となりますが、丈夫な糸でグイグイと縫い付けておけば何とかなるんじゃないか的な感じでやってみました^^;

ザックのサイド側でコンプレッションしたいと考えたため、ザックの端にもナイロンテープが必要になり合計4カ所に縫い付けています。
課題3対策 ピッケルホルダーをつくる
課題2で縫い付けたナイロンテープの下端に10センチほどの輪っかを作ってみました。
ピッケルやストックをどの様にザックに括り付けるかですが、この輪っかを通すのは良くあるザックと同じで、上端部分はパラコードで追加したナイロンテープに結び付けるイメージでいます。

縫い方が頼りない様な感じもしますが、ナイロンの糸で幾重にも縫い込んでいるので、きっと大丈夫でしょう。すべてが一気にすばーんと切れることは無いんじゃないかと思います^^;
なお、たまに点検して、弱っていたら縫い増しして強化しようと思います。
最終的にどんな仕上がりになったか


写真↑の様に、パラコードを自在結びで括り付け、コンプレッション量を調整できるようにしてみました。ブラックのパラコードが売り切れで、致し方なくオレンジ色のパラコードになってしまいましたが、改めて見るとワンポイントになって良いかもしれませんね^^;
それと、ココヘリを装着する場所もでき、良い感じになりました。
まとめ
秀岳荘のオプタテはシンプル過ぎる作りのため、使っていると色々と課題が顕在化しますが、税込み1万円もしないザックなので、ためらうことなく自分でカスタマイズできる点も良いと思います。
それと、秀岳荘のオプタテの良い所は、底が平らなためザックを立てた状態で置ける点があげられます。今のザックは底が丸かったり細かったりして、ザックを置くときは寝かせる事になりますが、ザックを立てた状態で置けるとモノの出し入れが楽になり使い勝手が良いです。
今の所、新たな課題は顕在化していませんが、このまま使い続けてみて何か課題がでてきたら改めてレポートしようと思います。
今回の対策で使用したナイロンテープ、ナイロン糸などは下記になります。ご参考まで。


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