日帰り用ザックとして1年半ほど前にマムートのDUCAN24を購入したのですが、私の使い方が荒いのか?50回近く使用しているからなのか?生地に穴があいてしまいました。テントなどの補修に使用するアウトドア用の補修テープを貼って修理したことで使用感などに問題は無いのですが、丈夫なザックに新調したい欲望が湧いてきてしまい、この度、秀岳荘のオプタテ20Lをポチってしまいました。
従いまして、このオプタテのファーストインプレッションをレポートします。
秀岳荘のオプタテって何?
まず秀岳荘とは北海道のアウトドアショップであり、帆布素材のオリジナルザックなどの製造、販売などをしています。
「オプタテ」とは、秀岳荘の帆布生地のオリジナルザックで容量は20Lと謳われています。
「帆布(はんぷ)生地とは何?」と思う方がいらっしゃるかと思いますが、要するに織り込んだ布のことで、キャンパス生地と言った方が伝わるかもしれません。キスリングのザックの生地も帆布になります。
布だと雨とか引っ搔きとか大丈夫なのかと心配になりますが、パラフィン加工(蝋引き加工)がされているため、水をはじく丈夫な生地に加工されています。
秀岳荘に問い合わせたところ、洗濯機で丸洗いをするとパラフィン加工が落ちてしまうそうなので、その場合には自分でパラフィン加工をすることで復活するとのことでした。
それと、布だと重いんじゃないかという心配もあるかもしれませんが、そんな心配をよそになんと600グラムしかありません。軽いです。
さらに、容量が20Lだと少ないんじゃないかと思いますが、私の感覚では30Lクラスの容量があると感じました。サイズは、メーカ発表値だと「40センチ(高さ)×30センチ(幅)×20センチ(奥行)」となっています。実際に自分で計ってみたところ高さは43センチほどあり、ショルダーベルトの付け根までが40センチでした。
今まで使っていたマムートのDUCAN24よりも間違いなく容量がある感じです。
なぜ秀岳荘のオプタテを選択したのか?
私はザックの周りにネットやポケットなどが付いているのがあまり好きではなく、「ちゅるん」というか「つるん」としてスッキリしたデザインが好みであり、山行中に木の枝に引っかかったり、山から帰ってきてネットやポケットの中に葉っぱなどのゴミが入っているのが嫌なのです。
新調するザックを探している当初は、ライペンのプチクロワールスパイダロンが良い感じじゃんと思い、行きつけの好日山荘に取り寄せをお願いしちゃおうかなぁというところまで検討が進んでいました。
そんな折、秀岳荘のオプタテの存在を知り、調べていくとサイズ、重さ、デザインなど、私のストライクゾーンに入っていました。ザックの蓋が一本締めなのも使いやすそうで実に良い感じ。
ただ、ウエストベルトが付いていないため、岩場などを考慮するとウエストベルトがあった方がザックが安定するので安心だよなぁと思い、秀岳荘にウエストベルトの追加ができるか問合せしたところ、カスタムOKとの回答があり1,100円の追加料金とのことでしたので注文を入れました。
なお、発注から納品まで概ね1か月を要するとのことでしたが3週間程度で納品となりました。
写真でみる秀岳荘のオプタテ

こんな感じで、帆布はゴワゴワした感じの布で、フタは一本締めタイプとなります。
色は「カーキ」と「モスグリーン」の2種類しかなく、私が購入したのはモスグリーンになります。

追加したウエストベルトはこんな感じでザック本体に付いています。
ショルダーベルトのテープがザックに織り込まれ、折り返してウエストベルトになっているっぽいです。

ウエストベルトにはアジャスターも付いているため、締めることでザックを腰に密着させることができます。

ザックの中はこんな感じ↑でポケットなどはなく、背中パッドなどもありません。
そこの部分は黄色い布が内側からあててあり、その分丈夫な作りになっています。
まとめ
オプタテを素のままで山行で使用してみると、いくつか課題が顕在化してきましたので、今後それらを整理して改善していこうと思います。その改善内容をレポートしていこうと思います。
秀岳荘のオプタテ20Lにご興味がある方は、下記のリンク先を見て頂くとよろしいかと思います。


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