登山メシ フリーズドライ食品について

登山道具(アイテム紹介)
この記事は約6分で読めます。

皆さんフリーズドライ食品ってご存じですか?
アルファ米と同じと思っている方がいらっしゃるかと思いますが、実は違うんです。
何が違うかは後ほど説明します。

今回、登山メシとしてのフリーズドライ食品についてウンチクを書き述べようと考えていますが、一度このフリーズドライ食品の「軽さ」「早さ」「美味しさ」「片付けやすさ」を体感してしまうと、登山にフリーズドライ食品を持参することはアリだね、いや、ありというよりも必須じゃないかと思うようになるかもしれません。

ちなみに私は、登山には常にフリーズドライ食品を持参しています。

ということで、フリーズドライ食品について気になる方は是非読んで頂ければと思います。

スポンサーリンク

登山メシについて

登山に行って、景色の良い場所で食事するのは最高ですよね。
で、その食事もシングルバーナーとコッヘルを持参し自分で調理すると、登山の楽しみもより一層増えることと思います。

私も登山初めの頃はオニギリなどを持参する程度でしたが、周りの人達を観察しているうちにシングルバーナーとコッヘルを揃えて即席ラーメンを食すようになり、だんだんと調理のバリエーションを増やして楽しむようになりました。
代表的なというか記憶に残っている美味しかった例としては下記になります。

  • 辛ラーメン+キムチ
  • 日清ラ王 豚骨醤油+ほうれん草+うずらの卵で家系ラーメン
  • サーロインステーキ+塩コショウ

なかでも山で食す「サーロインステーキ+塩コショウ」は最高です。脚力を使うためタンパク質を摂取でき、汗をかくので塩コショウで塩分接種もでき、かつ美味しい。ご興味ある方は是非挑戦してみてください。
なお、300グラムのブロックごと持参すると山では焼くのも切るのも大変なので、家で事前に短冊状に切ってジップロックの容器に入れて凍らしておくと、山で調理する頃には良い感じに自然解凍されています。夏場はどうするのかとか気になる点があるかと思いますので、機会があればこの辺についても記事にしてみようかと思います。

論点がそれてしまいましたが、そんな感じで登山メシを楽しんでいました。

で、ある時テント泊に行った際、私は荷物を軽くするために食事にアルファ米を持参しました。友人はフリーズドライ食品を持ってきていました。
いざ食事の時、私のアルファ米はお湯を注いで出来上がるまで15分、友人のフリーズドライ食品はなんと3分で出来上がっていました。

3分ってカップ麺と同じ待ち時間じゃないですか。
私はこの待ち時間の差に衝撃をうけ、そのフリーズドライ食品はどこで購入できるのかとか味とか色々教えてもらいました。

次の山行の時にはフリーズドライ食品を持参したところ、「軽い」「早い」「美味しい」「片付け簡単」と感激してしまい、それからはフリーズドライ食品を持参する様になりました。

やっぱ、山ではチャチャッと準備して、ササッと食して、パパッと片付けられるのがベストだと思います。もちろん休憩時間をゆっくりとれる山行の時は、サーロインステーキも良いと思います。

スポンサーリンク

フリーズドライ食品とアルファ米の違い

災害備蓄用の食品としてアルファ米をストックしている方は沢山いらっしゃるかと思います。我が家でもアルファ米は多量にストックしています。そんな感じで、アルファ米は災害備蓄用の食品というイメージが強いです。

一方、フリーズドライ食品はというと「お湯を注げば直ぐ出来上がる味噌汁」のイメージが強いかと思いますが、米系のフリーズドライ食品もあります。

で、各々その様なイメージがありますが、そもそもは下表の様に作り方が異なるそうです。

種類作り方
アルファ米お米を炊いた後に熱風を当てて乾燥させる。
フリーズドライお米を炊いた後に凍らせて、真空凍結乾燥機という機械で乾燥させる。
アルファ米とフリーズドライの作り方

各々の特徴を下表に整理します。

種類特徴
アルファ米熱風を当てて乾燥させるためシワシワ状態になる。
お湯を注いで元に戻すのに15分程度を要するが、普通のご飯に近い食感になる。
フリーズドライ凍らせて真空にして乾燥させるため、水分が飛んでスカスカ状態になる。
お湯を注ぐと直ぐに水分を吸収して3分~5分で元に戻るが、おこわに近い食感になる。
アルファ米とフリーズドライの特徴

特徴だけから察すると、アルファ米の方が美味しいんじゃないかと思われますが、今回ご紹介するフリーズドライご飯は、モンベルが工夫を凝らしていて食感を向上させています。

食感を文言で表現するのは難しいですが、ボキャブラリが少ない私がなんとか表現するとすれば「ふんわりした食感ですが、味がしっかりしています。3分で出来上がるのでアツアツで美味しいです。」って感じでしょうか。

オススメするフリーズドライ食品

モンベル リゾッタ(RISOTTa)

モンベル リゾッタ(RISOTTa)

登山用品店では「尾西」や「サタケ」のアルファ米やパスタは取り扱っていますが、モンベルのリゾッタは取り扱っていない気がします。私は見たことが無いです。
では、私はどこで購入しているかというと、モンベルショップで購入しています。
ネットでは、楽天、アマゾン、Yahoo!ショッピングにおいても、モンベルのリゾッタは取り扱っていない様です。

入手が難しいってことは、美味しくなくて人気がないからじゃないかと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは無く、先に書いたように 「ふんわりした食感ですが、味がしっかりしています。3分で出来上がるのでアツアツで美味しいです。」 という感じです。

ネットでは、モンベルのオンラインショップでラインナップされていましたので、リンクを貼っておきます。

このリゾッタの良い所は、パッケージが袋状になっていて開口部にジッパーが付いているため、食事の際に発生したゴミなどをパッケージに詰め込んでジッパーをすることで、臭いもなく綺麗にかつコンパクトにまとめることができます。

アマノフーズ 三ツ星キッチン

アマノフーズ 三ツ星キッチン

このアマノフーズの三ツ星キッチンは、量が少ないのですがスゴク美味しいです。
汗をかいた体に対する塩味も丁度良く、ボキャブラリが足りなくて表現ができないのですが、とにかく味が良いです。だまされたと思って試していただきたい感じです。

この三ツ星キッチンはお湯を注いでから1分で出来上がりますので、私はリゾッタと三ツ星キッチンを持参し、三ツ星キッチンをシェラカップに入れてお湯を注いで1分待ち、リゾッタにお湯を注いで3分待つ間に三ツ星キッチンを食す様にして時間を効率的に使っています。

三ツ星キッチンのゴミは、リゾッタのパッケージに突っ込んでしまうことで、綺麗にまとめることができます。

まとめ

思うがままにフリーズドライ食品について書きなぐってしまいました。
登山メシの選択肢の一つとして参考にしていただければと思います。

フリーズドライ食品の「軽さ」「早さ」「美味しさ」「片付けやすさ」を体感するとクセになると思います。

コメント