蓼科山 秋を感じた大河原峠から周回 2024年10月6日 with PENTAX

長野
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当初は日光白根山を計画していましたが、天気がイマイチのため天気の良さそうな蓼科山に変更しました。大河原峠からは数年前に登っていますが、女神茶屋からのルートとどちらにするか悩んだ末、大河原峠からの左回りコースとし、体力次第で双子池方面に行く計画にしました。

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山行概要

大河原峠に向かっている途中はポツポツと雨が降っていて天気予報がハズレタのかと思いつつも、天気予報が当たることを信じて車を進めました。
大河原峠の駐車場に到着するとガスガスで周りは良く見えず。。。

予定よりも少し早く到着したため車の中で仮眠取得。
すると、先程とは異なりガスが無くなりつつあり前掛山の山容が見えてきました。また下界には佐久や小諸の街並み、遠くには浅間山が見える様になりました。

登山道は雨や霧で水分を補給したコケが生き生きとしていて、これぞ北八ヶ岳って感じの世界が広がっていました。

将軍平に到着すると、メジャーな登山口である7合目から登ってきたハイカーで賑わっていました。
なので、その先の岩場の急登も混雑気味で、広い山頂も多くのハイカーで賑わっていました。

山行記録などはヤマレコで整理していますので、そちらをご覧いただければと思います。
【ヤマレコ】蓼科山 大河原峠から左回り周回

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フォトトレッキングギャラリー

今回も下記機材で撮影しています。
カメラ:PENTAX KP
レンズ:PENTAX-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM

50ミリ、1/320sec、F/10、ISO320、WB:マルチパターンオート

大河原峠のランドマーク的な赤い三角屋根の大河原ヒュッテ。
予約者が居れば営業すると聞いたことがあるが、草ぼうぼうで営業しているのか不明。
大河原ヒュッテの前から登山口が始まる。

400ミリ、1/200sec、F/6.3、ISO2000、WB:マルチパターンオート

前掛山への登山道は北八ヶ岳って感じの苔の森で、写真↑の様な世界が広がっている。
コケの絨毯に小さいキノコが生えていて、まるでメルヘンの様な世界だった。

400ミリ、1/160sec、F/7.1、ISO400、WB:マルチパターンオート

苔の胞子に水滴が付き、その水滴に周辺の景色が映り込んでいた。
山頂を目指すだけではなく、登山道周辺も観察しつつ進むのも登山の楽しみの一つだと思う。

400ミリ、1/160sec、F/7.1、ISO1000、WB:マルチパターンオート

前掛山を登ると概ね平らになるが、今まで歩いてきた登山道とは雰囲気が異なり、シラビソの香りが漂い良い感じの登山道になる。

142ミリ、1/160sec、F/7.1、ISO640、WB:マルチパターンオート

紅葉している木があり、緑な世界に赤色は実に映え、ついシャッターを押してしまう。
シラビソの香りは日常の忙しさを忘れさせてくれ、実に良いアロマセラピーだと思う。

55ミリ、1/100sec、F/10、ISO100、WB:マルチパターンオート

将軍平から先の岩場の登りで上空を見上げると、木々が多数の色に彩られていて綺麗だった。
これを写真で綺麗に撮るには太陽光の差し込みが必要だが、登山道が混雑しているとそのチャンスまで待つことが難しい。。。

187ミリ、1/1250sec、F/10、ISO125、WB:マルチパターンオート

蓼科山頂からは辺り一面が雲海になっていて、雲海の切れ間から北アルプスのシンボルである槍ヶ岳が顔を出していた。ただし、雲の動きが早くシャッターチャンスは短かかった。

72ミリ、1/200sec、F/10、ISO400、WB:マルチパターンオート

将軍平から天祥寺原に下っている途中、紅葉している木々が目の前に現れた。
遠くに見える北横岳斜面の始まったばかりの紅葉と、北横岳山頂を覆う雲と、手前の紅葉する木々の景色の相性が良い感じだった。

まとめ

まだ蓼科山をスズラン峠側から登ったことは無いが、大河原峠コースと7合目登山口コースでは、私は大河原峠コースから登るのが好きだ。

苔むした登山道、シラビソの香り、立ち枯れエリアなど、登山道の雰囲気が良くて飽きることは無い。
また、天祥寺原から大河原峠に戻るコースは、爽快な笹っぱらが日本じゃない様な雰囲気を醸し出していて、こちらも実に良い感じ。

時間や体力に余裕があれば、双子池から双子山経由で大河原峠に戻るルートも選択できるので、色々な楽しみ方があると思う。

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