概要
11月に入り涼しくなると、いよいよ筑波山に登りやすい季節になってきます(夏は登山するには暑すぎて熱中症の危険あり)。ということで、私Kazupikotのホームコースの筑波山に登ってきました。筑波山に登ったことがある人は分かると思いますが、傾斜はそれなりにあり、また女体山直下付近は岩場があり、登山道に変化がある良い山です。距離が短いのが寂しいところですが、歩き足りなければ2往復するとか、登山道が沢山あるためバラエティに富んだコース選択をするとか、低山とはいえ工夫をすると楽しみが増えます。
今回は、「筑波山神社 ⇒ 白雲橋(しらくもばし)コース ⇒ 女体山 ⇒ 御幸ヶ原 ⇒ 男体山 ⇒ 御幸ヶ原(みゆきがはら)コース ⇒ 筑波山神社」とグルっと左回りに縦走する、Kazupikotが良くトレーニングに使用している約3時間半のコースをご紹介致します。逆回りのコースもありますが、白雲橋コースを登りで歩くのが私のお気に入りです。筑波山の色んなコースを登ってみると、最終的にこのコースを登りのお気に入り選びたくなる人が多いんじゃないかなと推測します。
今回、トレーニング目的で登りましたので、写真少な目ですがご容赦ください。
山行日付 | 2020年11月21日 土曜日 晴れ |
コース | 筑波山神社 ⇒ 白雲橋(しらくもばし)コース ⇒ 女体山 ⇒ 御幸ヶ原 ⇒ 男体山 ⇒ 御幸ヶ原(みゆきがはら)コース ⇒ 筑波山神社 |
スタート時間 | 午前7時 |
ゴール時間 | 午前10時半 |
駐車場 | 筑波山市営第3駐車場 普通車500円 営業時間午前5時~20時 トイレあり |
登山ルート図(出典:国土地理院 地理院地図Vector)
山行記録
白雲橋コース登り口
筑波山神社本殿を参拝したあと境内を右手に進み、愛宕神社右手の階段を下り舗装路に出る。舗装路を左手に進み「女体山」の標識通りに進むと写真の鳥居が見えてくる。この坂道は勾配があるので、アキレス腱を伸ばしながら登ると良い。
鳥居をくぐって進むと白雲橋コースになる。
整備されたコース
登り始めは写真の様に階段状に整備された登山道になっている。
白雲橋コースと迎場コースの分岐
分岐右手が迎場コースになり、ロープウェイ乗り場のあるつつじが丘に通じている。ずっとなだらかな登山道。というか連絡路といった感じ。
分岐左手が白雲橋コースになり、写真でも分かるとおり、今までの整備された登山道とは異なり、木の根っ子が表れた道を登ってゆく。
ところどころ整備されている
石が階段状に組まれている箇所が所々にあり歩きやすい。
休憩スポットの弁慶茶屋跡
白雲橋コース入り口から1時間ほど登ると、ロープウェイ乗り場のあるつつじが丘からのおたつ石コースと合流する。合流地点には弁慶茶屋跡があり、平らで少し広い場所となっている。そこには切り株状の椅子や丸太ベンチなどがあり、先着10名ほどだが座って休憩可能だ。
少しだけ眺望もあり、写真の様に遠くに霞ケ浦が見える。
女体山山頂だ!
弁慶茶屋跡からは、木々の間から女体山山頂を望むことができる。写真では分かりにくいが、山頂の岩の上に数名が立っている。
午前8時頃ではこんな感じであるが、1~2時間後になると、岩が崩れるんじゃないかと思う程の人が山頂に集まることだろう。
弁慶七戻り
筑波山では有名なスポットですね。絶妙なバランスで引っ掛かっている大岩が、今にも落ちてきそうでスリルがあります。東日本大震災の揺れでも落ちなかったので、きっとシッカリと食い込んでいるのでしょう。
マジか!たったこれだけ?
弁慶七戻りの大岩の引っ掛かり部分をズームで撮影してみたら、接地面って結構少なく驚き!ここは何度も登っているが、ズームで撮影したのは初めてで、新しい発見だった。
あと200m
ここまで登ってくると、女体山山頂はすぐそこ。しかし時間帯にもよるが、この辺りを9時以降に通ろうとすると、一番混雑する時間帯だと思う。幅が狭い岩場で、登りと下りの人達が入り乱れます。
女体山山頂
8時半ごろでこんな感じ。結構人が多いです。山頂の岩は、多くの人が歩くためか表面が磨かれており、滑るので注意が必要。ビブラムソールでも滑ります。
それと、ロープウェイは土日の始発が8時40分のため、9時過ぎにはロープウェイで来る人達も増え、イモ洗い状態になります。
男体山山頂
写真は途中ワープしてますが、男体山山頂からの眺めはこんな感じ。遠くに日光連山が見えます。手前の方は「関東平野」を感じることができるほど平らです。
御幸ヶ原コースで下る
御幸ヶ原のケーブルカー駅の右手側が御幸ヶ原コースの入り口になり、暫くは写真の様な木製の階段で組まれた登山道が続きます。
途中、登山道の幅が狭く傾斜が急な箇所があり、登りと下りのすれ違いに時間を要するために混雑する時があります。
ケーブルカーがすれ違う場所は小さな広場となっておりベンチもあり休憩スポットとなっています。そこが下りの丁度中間地点なので、あとは滑る石に気を付けて下るのみ。
老若男女の登山者だけでなく観光で登る人達もたくさん居る筑波山。サンダルで登っている人も偶に見かけます。距離は短いですが傾斜や岩場もあり、たくさんの登山者で石が磨かれて滑るため注意した方が良いです。最高地点が876mの筑波山ですが、雲海が見られる時もあったりして、いろいろな楽しみがあり何度でも登ってみたくなる良い山です。
山と高原地図
山を登る時は地図を持って行きましょう。山と高原地図は、登山道のポイントごとに所要時間が記載されており、計画を立てる上で大変参考になります。地図以外にも小冊子が付属しており、そこにはコースガイドが記載され、こちらも大変参考になります。
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