【登山テント泊】「エアー枕」で快眠を手に入れよう!

テント泊装備
この記事は約5分で読めます。

登山のテント泊の装備って、テント、シュラフ、シュラフマットを揃えれば概ね揃えた気になりますよね。

ですが、忘れがちというか思いっきり忘れるのが「枕」です。

そういう私も初めてのテント泊では枕を持参せず、着替えやカッパを集めて枕がわりにしましたが、高さや硬さが良い感じにならずになかなか寝付けませんでした。そのあげく、翌朝は後頭部が痛いし。。。

その反省から、登山用品店で登山に使える枕はないか物色してたら、やはり登山用の枕がありました。

何種類か商品がありましたが、その中で私が選んだのは、今回ご紹介するSEA TO SUMMIT(シートゥサミット)のエアロウルトラライトピロー レギュラーです。

収納時はグーの拳程度で手のひらサイズ。重さはナントわずか60グラム。膨らますとA4より一回り大きく、高さは12センチ程度。空気の量で硬さ調整もできます。

登山で重要なポイントとなる持ち運び、それと快眠を得るクオリティーを考慮すると、「SEA TO SUMMIT エアロウルトラライトピロー」一択だと思います。

スポンサーリンク

この記事の対象者

  • テント泊の装備を少しずつ揃えている人
  • 登山用の枕はどの商品が良いのか調べている人
  • テント泊に行ったけど、枕なしの寝心地が気になっている人
スポンサーリンク

スペック

SEA TO SUMMIT エアロウルトラライトピローのスペックは下記になります。

今回レビューするのはレギュラーになりますが、ラージというラインナップもありますので、合わせて記載しておきます。

項目レギュラーラージ
重量60グラム70グラム
生地TPUラミネート20Dポリエステルストレッチニット←同じ
収納サイズ(直径×高さ)5.5×7.5センチ5.5×8.5センチ
使用時サイズ(幅×奥行×高さ)36×26×12センチ44×32×14センチ
SEA TO SUMMIT エアロウルトラライトピローのスペック

レビュー

収納時の大きさ

写真↑で一目瞭然ですが、収納時の大きさはクロレッツのボトルよりも一回り以上小さく、グーの拳程度の大きさで手のひらサイズです。

重さも60グラムしかありませんので、テント泊だけではなく、山小屋泊に持参しても苦になる重さではないと思います。

山小屋の枕は汚れていることがありますので、手拭いやタオルを持参して包んで使うのが衛生的にも良いですが、万が一、きったねー枕に当たってしまった場合でも、ザックの片隅にマイエアー枕を持参しておけば、転ばぬ先の杖で安心です。

写真↑で分かる様に、裏側に空気を入れる弁があります。

表側と裏側では素材というか仕上げ方が異なっており、裏側は滑らない様になっています。

空気を入れる時の弁

空気を入れる弁は、写真↑の様に二重構造になっています。

空気を入れる時は、いちばん上のキャップを開けて空気を吹き込みます。ワンウェイバルブになっているため、空気を入れている途中で入れた空気が抜けることはありません。

4~5回吹き込めば満タンになりますので、標高が高くて空気の薄い場所でも酸欠になる心配はありません。

硬さ調節は、空気を吹き込む穴(写真↑の水色のポッチ部分)を指で押すとワンウェイバルブが開いて入れた空気を抜くことができます。そう、空気の量を調節することでお好みの硬さに調節することが可能となっています。

空気を抜くときの弁

収納時に空気を抜くときは、まず、空気を入れる時に使用した上のキャップを開け、次に下のキャップを開けることで、一気に抜くことが出来ます。

上のキャップを開けずに下のキャップを開けようとしても硬くて開かない構造になっています。誤って下のキャップが開いてしまわない様な構造になっている点も、よく考えられています。

空気を入れた状態

空気を入れた状態の写真↑です。「SEATOSUMMIT」のロゴがカッコいいですよね。

使用するときは、写真を180度回転させた状態、つまり写真上部の凹部分が首側、ロゴがプリントされている側が脳天側になります。

使用時の大きさ

使用時の大きさは、A4より一回り大きい感じです。

写真↑は、概ねA4サイズの雑誌ワンダーフォーゲルと比較してみました。幅と奥行きはワンダーフォーゲルより大きく、四隅を丸くした感じです。

テント泊や山小屋泊で使用するには、十分な大きさがあります。

使用時の高さ

次に、使用時の高さです。

クロレッツのボトルと比較してみました(写真↑)。

スペックでは高さ12センチとなっており、ほど良い高さが確保されますので、快眠できると思います。

まとめ

SEA TO SUMMITのエアロウルトラライトピローいかがでしたでしょうか?

シュラフマットと同じく、中にスポンジが入っていて栓を開けるとある程度膨らむインフレータータイプのエアー枕とかもありますが、マットと異なり4~5回吹き込めば満タンになるため、重くてかさばるインフレータータイプを選ぶ必要は無いと思います。

インフレータータイプは穴が開いて空気が抜けても「ぺっちゃんこ」にならないメリットはありますが、まぁ、それだけです。

定価はレギュラーサイズで3,740円(税込み)ですが、実売価格が気になる方は下記リンクからどうぞ。

色は「グレー」「アクア」「シーフォーム」の3色あり、レビューした私のやつは多分「アクア」だと思います。「シーフォーム」はグリーン的な色になります。

メーカーサイトはコチラです。
SEA TO SUMMIT エアロウルトラライトピロー

これを機会に是非とも「エアー枕」を用意して、テント泊、山小屋泊での快眠を手に入れてください。

安全な登山につながります。

コメント