山行計画をたてる際に重要となるのが天気予報。
色んな天気予報サイトがあるけど、結局は自分に都合の良い情報を採用して判断していたりしませんか?情報を収集するのは良いことですが、都合の良い情報を「信じる」のは山行では命に係わります。
登山は「自然との対峙」です。
「日帰り登山だし、てんくらでA判定だから大丈夫だ」と判断するのは、私は間違っていると思います。いくら日帰り登山であっても、天気予報に関する情報を収集し、鵜呑みにせず、自身で判断することが重要だと思います。
ということで、今回は山岳気象を判断するスキルアップに最適な本をご紹介します。
山の天気を左右する3要素
本を紹介する前に、「山の天気を左右する3要素」をご存じの方ってどの位いらっしゃるでしょうか?
私は、本日ご紹介する本を読むまでは知りませんでした。
気圧、前線、寒気かなぁみたいな感じでしたが、思いっきりハズレて、まぁ寒気がちょろっとカスッタ程度でした。
で、この3要素は何かですが、それは下記の通り。
- 上昇気流
- 水蒸気量
- 大気の不安程度
正解した方がいらっしゃいましたら素晴らしいです。東大王レベルかも。
本日ご紹介する「山岳気象大全」では、この3要素について図解で解説してありスゴク分かり易いです。スポンジの様に脳がノウハウを吸収するかの如く分かり易いです。
ちなみに、私は簿記の本を読んで「り」「し」辺りまでは頭に入ってきましたが、以降はただの睡眠薬でした。減価償却の辺りでは、まぶたは瞬殺で閉じました。
脱線しましたが、3要素以外にも「高気圧・低気圧と前線」「高層天気図の見方」「衛星画像の見方」「四季の山岳気象」など、登山する人には目からウロコなノウハウが記載されています。これは一部で、他にも多数のノウハウが記載されています。
登山者におすすめの一冊
私の稚拙な文章で「山岳気象」のスキルアップの必要性というか重要度が伝わったか分かりませんが、まぁ、スキルアップしておいて損はしないという事です。つまり得しかない。さらに自分がスキルアップして、山友達に山岳気象の必要性を伝えればそれは「徳」に変わり、みんなが幸せになる。
なんだか説法みたいになってしまいました。
たわごとはその位にしまして、本日ご紹介する本は下記になります。
アマゾンや楽天ブックスのレビューには、すごく参考になることが書かれていると思いますので、そっちを見て頂いた方が良いかもしれません。
私が確信をもって言えることは、登山する人は買って損はしません。
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