テント場に到着したら、先ず受付を行い、次にテントを張り、次に何をするか。
とりあえず「アルコールを飲む」という人も居るかもしれませんが、それは落ち着いてからゆっくりとやっていただくとして、先ずは「水場に飲料水を汲みに行く」ことが大事になります。
水は夕飯や朝飯の調理に使用しますし、飲料水としても必要になります。
もちろん登山口からそれ用の水を担ぎ上げても良いですが、それはちょいと重いですよね。
そんなとき便利なのが、今回ご紹介する「プラティバスの2リットルボトル」。
2リットル以上の容量がありながら、収納時は丸めてコンパクトになり、しかも36グラムと軽量。
テント泊の必需品といって良いと思います。
この記事の対象者
- テント泊に必要な道具を調べている人
- テント泊に必要な水は登山口から担ぎ上げるものだと思っていた人
- 空のペットボトルがあれば良いんじゃないかと考えている人
スペック
プラティパスの2リットルボトルは、ぺらっぺらな感じですが、プラティパスのベストセラーでもあり丈夫に作られています。
項目 | 仕様 |
---|---|
サイズ | 幅×高さ: 19×35センチ |
重量 | 36グラム |
最大容量 | 2.5リットル |
材質 | 本体: ポリエチレン・ナイロン 注ぎ口: ポリエチレン キャップ: ポリプロピレン |
耐熱温度 | 90℃ |
レビュー
プラティパスの2リットルボトルは、写真↑の様に収納時はくるくる丸めておくことができます。
収納時の大きさは、駄菓子の「うまい棒」程度と思っていただければOKです。
材質がポリエチレンのため、折りたたんでしまうとダメージを与えるリスクがあるため、丸めて収納する様にしましょう。
テント場に水場がある場合は丸めた状態でザックに忍ばせておき、テント場で広げて使用して、帰りは丸めて持ち運ぶスタイルになります。
もし、水場が無いテント場の場合は、2~2.5リットルの水を入れてテント場まで運び上げ、帰りは丸めて持ち運ぶスタイルになることでしょう。
使用時は写真↑の様な感じになります。
水を入れた状態で立たせることは可能ですが、満タンに入れた状態では少々安定感に欠けますので、横向きに置いた方が無難かもしれません。
なお、内容量が半分以下になれば立たせても安定感は出てきますので、そこは良い感じに使用していただければと思います。
横向きに置くとキャップ部分からの水漏れが心配されますが、そこはベストセラーの商品であるためクオリティーは確保されており水漏れの心配はありません。
私の経験としましては、テント内に置いておくと、翌朝にボトルが結露で濡れていることがありました。
テントの前室に何かを敷いて、そこの上に置いておけばテント内がボトルの結露で濡れる心配は無くなると思います。
横にした状態で踏んづけたり、寝返りをして体重をかけた場合にボトルが破裂するのか耐えるのか気になるところではありますが、私にはその実験をする気はないためレポートは控えさせていただきます。
2リットルという絶妙な容量
食事の調理において、1食あたり概ね600ミリリットル程度は使用してしまうと思います。
スープ+食後のコーヒーを楽しんだりすると、もっと水を使用します。
そうしますと容量が1リットルのボトルの場合は、翌朝、再度水汲みに行く必要が出てきます。
水場が近くの平らな場所にあれば苦ではありませんが、遠かったり、斜面を下ったところにあったりするのが普通なので、水汲みに行く回数は少ない方が良いですよね。
ということで、1泊するならば初めに2リットル程度の水を確保しておいた方が良いということになります。
ここがダメ
プラティパス 2リットルボトルの欠点というかダメな点は、キャップサイズの穴しかないため、使用後に内部を乾かすことが簡単ではない点です。
綺麗に乾かさないとカビが生えるリスクがありますので、衛生的にも妥協せずに綺麗に乾かしたいところです。
私の場合どうしているかですが、内部を洗った後にドライヤーを使用して概ねの水滴を蒸発させてしまいます。
ボトルの耐熱温度は90℃であるため、ドライヤーをピッタリくっつけなければ大丈夫です。
水滴を概ね蒸発させたあとは、キャップ部分を上に向けて一晩放置しておけば綺麗に乾きます。
まとめ
テント場で使用するボトルをどうすべきか検討しているとき、ナルゲンのボトルも検討対象に挙げましたが、あの大きさがザックの容量を占領してしまうのが懸念でした。
検討の末にたどり着いたのが、今回ご紹介したプラティパスの2リットルボトルです。
小さく丸めてコンパクトに収納できる点が素晴らしく、かつ軽量という点がポイントが高いです。
テント泊装備を調査している方は、是非参考にしていただければと思います。
実売価格等は下記で調べてみてください。
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