RICOH GR3で登山は縦構図が楽しい!

登山カメラ
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この記事の対象者

  • RICOH GR3の写りってどんな感じなのか気になっている人
  • RICOH GR3を登山で使った感想を知りたい人
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はじめに

 今まで一眼レフ機を使っていた自分にとって、GR3を登山というフィールドに持ち出して撮影することにどれだけ違いがあるのか、また、写りはどんな感じなのか凄く気になっていました。

 で今回、正月から約2か月半のあいだ山登りもしていなかったので、足腰のトレーニングを兼ね、筑波山の薬王院コースに行ってきました。

 もちろん、GR3を連れ出し試し撮りもしてきましたので、その時のインプレッションをここにまとめます。

28mmは縦構図がイイ!

 一眼レフ機を登山で使用するときは、16-50mm F2.8(35mm換算で24-75mm)のレンズを装着しているのですが、縦構図はたま~に撮る程度でした。ところが、今回筑波山から帰ってきて写真を整理して驚いたのですが、GR3で撮影した写真のうち、なんと50%が縦構図でした(@_@;)

 なぜ、こんなにも縦構図の割合が増えたのか、写真初心者の私ですが冷静に分析してみました。私の見解としては「28mmの縦構図だと奥行き感がある」ため、楽しくなって縦構図が増えたのではないかと考えています。

 百聞は一見にしかずといううことで、まずはコチラ↓をご覧ください。
 ※ホームページ用にファイルサイズを小さくするため画質を落としている点はご容赦ください。

 どの様に感じられますか? 奥行き感がありますよね。階段状の急な登山道がグイグイと連なっているところが良い感じを醸し出していると思います。

 それと、この日は曇天だったのですが、葉っぱの緑の発色がGOODに感じられます。この1枚からだと説得力がありませんが、今後もバシバシ撮影していきますので、緑を気にして見ていただければと思います。

 一眼レフ機+ズームレンズだと撮影時にズームを調整して構図を考えてしまうのですが、GR3は28mmの単焦点なのでそんな事は気にせず、見た感じでパシパシっと撮影できる点も凄く良いです。

モノトーンもなかなか良い

 次は、GR3を手にすると、つい撮りたくなってしまうモノトーンです。
 それがコチラ↓

 先ほどのカラーと似たような構図ですが、撮影した場所は異なっています。まぁ、薬王院コースは階段だらけなので、登山道を撮ると似たような絵になってしまいます。。。

 モノトーンは、光と影のコントラストの美しさを感じることができますが、ストリートだけでなく登山道で撮影するのも「アリ」だと感じました。アルバムを作成して後日見返した際に、モノトーンがあるとアクセントにもなって楽しめるのかなと思います。

28mmの広角は近づいて遠近感出すと良い感じ

 さて、次は横構図です。28mmの広角だと主題を決めないと、のんべんだらりんとなってしまい、引き締まった写真撮影ができないと思います。今回は、道標(みちしるべ)を主題にし、右下から上に続く登山道を副題にしてみました。それがコチラ↓。

 道標があることで写真が引き締まっていると思います。それと、ホームページ用に画質を落としているとはいえ、道標の木の質感が良い感じに描写されています。また、先ほどもコメントしましたが、緑の発色がイイ! 作り物の葉っぱの様にも見えてしまうこの発色は、ただならぬポテンシャルを感じます。

 余談となりますが、PENTAXの一眼レフ機は「青」と「緑」の発色が凄く鮮やかです。ペンタックスブルーと称されるほど鮮やかに発色します。で、GR3はRICOHブランドですが、会社はリコーイメージング社でPENTAXブランドとRICOHブランドを持っています。GR3は専用の画像処理エンジンを積んでいますが、基礎技術はPENTAXと同じなんじゃないかと推測しています。とすると、今回確認はできませんでしたが、GR3は青の発色も鮮やかになるんではなかろうかと期待に胸が膨らみます。

まとめ

 GR3はバッテリ含んで約250gの重量、手のひらサイズと小型軽量なため、登山では機動力がUPします。で、気になる写りは、今回の記事で少しだけ分かってきましたが、コンデジとしてはAPS-Cサイズの大きなイメージセンサーを搭載しているおかげで、一眼レフ機並みに解像してくれます。

 これまた良いのが28mm単焦点なので、ズームで構図を考えることなく見たままをパシパシ撮影できる点が良い。それに、縦構図だと奥行き感が出て撮影が楽しくなります。

 今のところ気になる点は見受けられません。といっても登山では一度だけしか撮影してないので、これからガンガン撮影してレビューを続けていきたいと思います。

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