ミラーレスカメラ全盛である現在、ミラーレスカメラよりも重量のある一眼レフカメラ(PENTAX KP)を山用カメラとして購入しました。今までPENTAXのカメラを使用していたため、レンズをそのまま利用できるという点もありますが、やっぱりファインダーを覗いてシャッターを切りたいんです。私は^^;
そんな感じで、思いを書き綴っていきます。
なぜ一眼レフを選ぶ?
少し前までRICOH GR3を山カメラで使用していましたが、老眼が進んでしまいカメラの背面液晶を見ながらの撮影がキツクなってきまして、「だいたいこんな感じだっぺ」って感覚でシャッターを切り、背面液晶で確認しても良く見えないので家に帰ってからモニターで確認する山行が続いていました。
そんな時にGR3の前に使用していた一眼レフカメラのPENTAX K-s2を引っ張り出し、再び山に持ち歩く様になりました。
久々にファインダーを覗いてシャッターをきる撮影をした際、GR3では味わえないメカニカルというかアナログな感触が私の五感を刺激し、「やっぱ一眼レフカメラは良い!」と改めて思い直しました。
以前に下記の記事を書いたことを思い出しましたのでリンクを貼っておきます。
ご興味がりましたらご覧ください。
改めて気づいた一眼レフカメラの楽しさ
話しはそれますが、過去にマニュアルミッションの車を運転していたが、現在はオートマの車を運転しているとします。そんな自分が久々にマニュアルミッションの車に乗ると、クラッチを切ってシフトチェンジをする操作、シフトを「コクッ」と入れる感触、クラッチを繋ぐ感触など、車を操作している感じが良くて楽しく感じると思います。
そう、その感触、楽しさ、これらが一眼レフカメラにも当てはまるのです。
ミラーレスカメラは検討しなかったのか?
RICOH GR3はコンデジとはいえ28ミリ単焦点にカリカリチューンされたミラーレスカメラと言っても過言ではないほどの写りで、PENTAX K-s2の写りは完全に負けていました。違うレンズにすれば写りが良くなるかなと思い3本くらい買いましたが、どれもGR3にはかなわない感じです。
そのうち、山で望遠レンズで撮影する魅力にとりつかれてしまい、広角レンズと望遠レンズの2本を持って山に行ってましたが、山行中にレンズ交換するのが面倒くさい^^; 特にグループで山行している時は、レンズ交換している間に皆と離れてしまうし、かといって皆を待たせるのもなぁって感じで、広角から望遠までカバーする便利ズームが欲しくなり、PENTAXでは廃版になっている18-270ミリを中古で購入しました。
が、このレンズは眠ったい感じの写りで、便利ズームだからしょうがないのかなと妥協していました。
そんな時、Nikonの「NIKKOR Z 24-200ミリ」が便利ズームなのに写りが素晴らしいという情報があり、PENTAXを止めてNikonに交換するものありだなと真剣に考え始めました。
ミラーレスカメラのZ5は表面照射だけど色乗りが良いらしいという情報もあり、「Z5 + 24-200」の組み合わせが山では良さそうだし、「Z5 + 24-200」はフルサイズセンサーであるが今使用しているAPS-CセンサーのPENTAXボディ+レンズの重さとあまり変わらないため、買い替えちゃおっかなぁ、購入貯金始めちゃおうかなぁて所まで行っていました。
そこまで検討していてなぜPENTAXに?
楽天を徘徊していたらPENTAX KPの中古がそれほど高くない金額で出ていました。
今まで使っていたPENTAX K-s2はスタンダード機であり10年くらい前の機種、PENTAX KPは中級機で2年前にディスコンになった機種ではあるものの画像処理エンジンが違うため、写りを期待しちゃっても良いんじゃないかという思いが沸々と湧いてきて、貯め込んでいた楽天ポイント全投入すればブッタシは少なく済むし良いかもという考えに至りました。
その場でポチるのは止めて、一先ず二日待って売れずに残っていたらポチろうと心に決めました。
二日後に改めて確認すると残っているじゃないですか^^;
これはご縁と思いポチらせていただきました。
PENTAX K-s2よりも写りは良くなりましたが、便利ズームのためかGR3の写りには到底及びません。
スマホの画面で見る分には色の載り具合がGR3の方が良いかなって感じなので、どうしようもないレベルではないです。
PENTAX KPのシャッターフィールはK-s2よりもしっとりしていて、かつ小気味の良い感じです。
この感触を言葉で表すのは難しいのですが、マニュアルミッション車でシフトレバーが「コクッ」と入る様な感じ。余計分かり難いですね^^; まぁ、良い感じってことです。
そう、それとPENTAXのカメラは青と緑の発色がキレイで、この発色を味わってしまうと他のカメラに替えるのにためらいが出てくるのも事実です^^; こればかりはPENTAX機を使ったことのある人しか分からないかもしれません。
まとめ
だらだらと中身の薄い文章になってしまい、はなはだ恐縮です。
以前と比較すると現在販売しているカメラ価格はかなり値上がりしていて、カメラを購入するにはそれなりの決断が必要になると思います。
そんな感じなので、ご自身が気に入ったカメラを購入するのが一番良いと思います。
XやThreadsで「カメラを購入したいがどの機種が良いか」的な投稿を目にすることがありますが、Nikon派、Canon派、SONY派と思われる各回答者達が居て、各々のメーカーを推している回答になっていたりします。結局そこでは結論は出ないんだろうなと思います。
Youtubeでもそうです。
Nikon派、Canon派、SONY派などが居て、自分の好きなメーカを推しているし。
また、自分で購入した機器ではなく、メーカーから借りた機器でレビューしている様なコンテンツだと間違いなくメーカーに忖度した評価になっていると思います。マイナスな事を言うと次に機器を借りられなくなっちゃいますから。プラス面を言って宣伝しないと。
まとめなのに話がそれつつありますので、いったん戻します^^;
私から山用カメラ選びの究極の回答をすると、カメラメーカーはどこでも良くて、構図と現像ソフトの使い方を極めることが重要であると思います。
まとまったかな?
なお、私と同じカメラであるPENTAX KPにご興味のある方は、下記ネットショップで価格などをお調べいただけます。
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