※2021年度版の記事を発行しました↓ので、ご覧ください。
【2021年版】登山におすすめのミラーレスカメラ(メーカー別)!
ミラーレスカメラは、カメラ本体の光学的な機構が無い分、薄くて軽量な作りになっており、登山で使用するには魅力的な要素を持ったカメラです。光学式ファインダーではなく電子式ファインダーになるため、小さいモニターを覗いている様な感覚になります。また、一眼レフと比較すると電子的な仕組みが多いためか、バッテリーの消耗が早く撮影枚数に差が出ます。
しかし、それらを差し引いても、軽量であることは凄く魅力的です。一眼レフと同じ重さならば、一眼レフではAPS-Cモデルの選択となるところを、ミラーレスではイメージセンサーの大きいフルサイズを選択することも可能となります。※ただしフルサイズ機は高級です。
ここでは、登山で使いたい魅力的なAPS-Cまたはマイクロフォーサーズのミラーレス機を紹介しますので、機種選択のご参考になればと思います。
この記事の対象者
- 登山で使えるミラーレス一眼を探している人
- 現在一眼レフを使用しているが、ミラーレス一眼が気になっている人
- この記事を読んで、楽天やYahoo!からポチっても良い人
ソニー
ソニー SONY α6400
2019年2月に発売された、イメージセンサーにAPS-Cを搭載したミラーレス一眼カメラです。
安定して瞳を追いかけるリアルタイム瞳オートフォーカス、世界最速0.02秒のオートフォーカス速度など風景写真に必要なさそうな機能がセールスポイントとなっていますが、ソニーはミラーレス一眼に力を入れていますので、選択肢の一つから外すことはできないと思います。
ソニーのAPS-Cミラーレスは、カメラ本体に出っ張りがなくスッキリしたデザインになっているところが素晴らしい。このデザインで電子ビューファインダーが付いてるのも良い。α6400はKazpikotの気になる一台!
ご紹介するレンズキットのレンズは、16-50ミリF3.5-5.6かつ小型レンズなので、登山での風景撮影にピッタリなレンズキットだと思います。長~いズームレンズの方が迫力があって綺麗な写真が撮れそうな気がしますが、小型の薄いレンズでも綺麗な写真が撮れます。
【イメージセンサー】 | APS-C 2420万画素 |
【ISO感度】 | 102,400 |
【防塵・防滴】 | あり |
【重量】 | 約359グラム(本体のみ) |
【その他】 | WiFi内蔵、NFC対応、ファインダー使用時360枚 |
ソニー SONY α6600
2019年11月に発売されるモデル。α6400と比較すると、ボディ内手振れ補正が搭載されていることと、大容量バッテリーが搭載、カメラ本体の省電力化が図られ、写真の撮影可能枚数が大幅に増えています。α6400よりも価格は高いですが、α6600の方が圧倒的に良いと言えるでしょう。
ご紹介するレンズキットのレンズは、18-135ミリF3.5-5.6になります。2019年10月時点では、このレンズキットのモデルしか無いのです。
【イメージセンサー】 | APS-C 2420万画素 |
【ISO感度】 | 102,400 |
【防塵・防滴】 | あり |
【重量】 | 約418グラム(本体のみ) |
【その他】 | WiFi内蔵、NFC対応、ファインダー使用時720枚 |
ニコン
ニコン Nikon Z50
ニコン待望のAPS-Cミラーレス機(ニコン風に言うとDXフォーマットミラーレス機)。Zマウントと呼ばれる大口径ショートフランジパックのレンズマウント形式が採用されています。このZマウントはニコンの新しいマウントで、大口径のため写真の周辺がより明るくなるレンズを作れるメリットがあります。光学機器メーカーとして技術を追求し続ける姿勢が表れていますね。
今回ご紹介するレンズキットは、16-50ミリ F3.5-6.3ズームレンズがセットなったモデルです。広角側16ミリなので風景写真用としてベストチョイスになります。
【イメージセンサー】 | APS-C 2088万画素 |
【ISO感度】 | 51,200 |
【防塵・防滴】 | あり |
【重量】 | 約395グラム(本体のみ) |
【その他】 | WiFi内蔵、Bluetooth内蔵、ファインダー使用時280枚 |
キヤノン
キヤノン CANON EOS M6 Mark2
キヤノンには防塵・防滴対応のAPS-C機がラインナップにないため、今回ご紹介は見送ろうかとも思いましたが、防塵・防滴対応ではないもののAPS-Cミラーレスはラインナップにありますので、その機種をご紹介致します。
EVFが埋め込みではなく後付けタイプのため本体から飛び出てしまうのですが、EVFを使用しなければスリムになります。キヤノンが大好き、キヤノンのレンズを何本も持っているのでキヤノンが良いという方にお勧めします。防塵・防滴対応ではないので、アウトドアでの使用はリスクを伴うことはご承知おきください。
【イメージセンサー】 | APS-C 3250万画素 |
【ISO感度】 | 51,200 |
【防塵・防滴】 | あり |
【重量】 | 約361グラム(本体のみ) |
【その他】 | WiFi内蔵、Bluetooth内蔵、液晶モニタ使用時305枚 |
オリンパス
オリンパス OLYMPUS OM-D E-M5 Mark2
イメージセンサーはAPS-Cよりも小さいマイクロフォーサーズを採用しています。オリンパスはカメラ本体に手振れ補正機能を搭載しおり、あらゆる手振れを補正する5軸手振れ補正機構を採用しています。Mark2になって防塵・防滴機能に耐低温性能が付加され、アウトドアで使用するにあたり信頼できるスペックとなっています。Kazupikotも数年前に「OM-D E-M5」と「PENTAX K-S2」のどちらが良いか悩んで 「PENTAX K-S2」 を選んだ過去があったことを思い出しました。
今回オススメするキットレンズは、12-40ミリ F2.8 (35ミリ換算で24-80ミリ相当) のF値が一定でありかつ明るいレンズのセットになります。登山向けと言って良いスペックになっています。
【イメージセンサー】 | マイクロフォーサーズ 1605万画素 |
【ISO感度】 | 25,600 |
【防塵・防滴】 | あり |
【重量】 | 約417グラム(本体のみ) |
【その他】 | WiFi内蔵、液晶モニタ使用時310枚、本体5軸手振れ補正 |
オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 Mark2
OM-D E-M1 Mark2は、オリンパスのフラッグシップモデルになります。イメージセンサーはマイクロフォーサーズを採用し、強力な本体5軸手振れ補正を搭載しています。手振れ補正とE-M1 Mark2用の画像処理の組み合わせにより、フラッグシップの名に恥じない高画質を提供します。
【イメージセンサー】 | マイクロフォーサーズ 2037万画素 |
【ISO感度】 | 25,600 |
【防塵・防滴】 | あり |
【重量】 | 約498グラム(本体のみ) |
【その他】 | WiFi内蔵、液晶モニタ使用時440枚、本体5軸手振れ補正 |
パナソニック
パナソニック Panasonic LUMIX DMC-G8M
防塵・防滴対応でボディー内手振れ補正機構を採用した、イメージセンサーがマイクロフォーサーズのミラーレスカメラ。4K動画撮影と写真撮影のどちらにも対応しており、サイレントモードというシャッター音がしないモードを搭載している。アウトドアでサイレントモードを使用するシーンがあるのか想像つきませんが、必要な時があるかも知れません。
今回紹介するレンズキットは、12-60ミリ F3.5-5.6 (35ミリ換算で24-120ミリ相当) のレンズがセットとなっています。
【イメージセンサー】 | マイクロフォーサーズ 1600万画素 |
【ISO感度】 | 25,600 |
【防塵・防滴】 | あり |
【重量】 | 約453グラム(本体のみ) |
【その他】 | WiFi内蔵、電子ファインダー使用時320枚、本体5軸手振れ補正 |
コメント